”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【期待しない事が大事】【畑に沢山の人を招いた経験からのお話です】【67話】

こんにちは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

今日は、最近の農業体験を振り返ってみての学びをちょっと文字にしてみます!

 

”人の繋がり・温かみ”

を価値に感じている方、そこでしっかりビジネスとしても回していきたいと思っている方向けに書いてます。

この文字をきっかけに色々話せたらな〜なんて思ってます。

 

題して

 

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 この前のくさぬきお手伝い

 

先週の日曜日に、いつも仲良くさせてもらっている稲美町の松井さんの無農薬米の田んぼでくさぬきをして来ました!

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きゅうりの雌花と雄花は一緒にあるんやで〜と伝える松井さん

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ご家族参加が2家族、社会人の方も来てくださってみんなで写真!



 

当日は幼稚園年長さん、小学校低学年のお子さんも来てくださって、畑での時間があっという間でした☺️

 

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草抜きのお手伝い後に炊きたて白飯をぱくり。おにぎり6個食べる子も笑

当日の感想や皆さんの様子はmocchiFacebookページに譲る事にして、

ここでは”畑で人を結ぶ事”について、僕が実体験を何度も繰り返して来て、最近腹落ちしたことをシェアしたいと思います!

 

 

畑に来る事にどんな期待をするの? 

 

<農家さんも、来る側も相手に期待しすぎない>

 

 

ネガティブにも聞こえるのですが、全くその意味合いではないです。

農家さんと畑に来る側が継続的につながるためには、自分が行った事に対しての見返り、相手に対しての過度な期待を持たせてはいけない。

 

もっと正確にいうと、

 

”畑に来たことへの期待値を金やモノに求めてはいけない”

 

ということです。

 

 

 

人が何か行動を起こす時、その行動を意思決定する背景には、必ずその行動がもたらしてくれるであろう期待値が隠れています。

その期待しているものが他の行動で得られるものよりも良さそう、その行動じゃないと得られなさそうとなると人は行動を起こします。

 

 

これは”畑に人を迎える・人が来る”という事柄においても言えることです。

 

その期待を金やモノに置いてしまうとどうなるか?

僕はそれらを期待値に置いてしまうと、継続性に欠けるって思ってます。

 

 

お金を期待にした場合こうなる・・。

お金による報酬にすれば、”思ってたよりも議論”が発生してしまいます。

 

 

農家さん側:「これくらい払うんやから~~~位は動いて欲しい」  

 

畑に来る側:「こんだけやったんやから〇〇円は欲しい」 

 

せっかく繋がった人の繋がりが、お金を媒介にして繋げようとすると、期待値ズレが起きて結局継続性には乏しくなります。

(僕はこれが数ある農業体験系、お手伝い系がうまくいかなくなる理由のうち大きなものと思ってます。)

 

 

モノを期待にした場合こうなる・・。

 

では、お野菜やモノを見返りにあげる事にするとどうなるか。

 

 

 

農家さん側:「台風やらで今畑に何もないぞ・・・。でも、来てくれるからあげなきゃ。」

 

 

 

畑に来る側:「・・・。そっかもらわれへんのか・・・。」

 

一見すると外見上は繋がりがあるように見えますが、これも継続性は乏しいです。

言葉にして言われへんし、期待していたモノが提供できない、Get出来ないとなると、農家さんは負担、来る側はがっかり感に繋がりますね。

 

 

一発屋芸人みたいな感じ

つまり、人と人を繋げる誘引条件を金やモノにすると、それらは

 

・”思っているよりも足りなくなる不安定性”を孕んでいる

・その不安定性は時間を経過しても(複数回イベントをやっても)逓減する事はない

 

という性格を持っているので、”長いこと人をつなぐこと”には不向きなんだと思います。

一発の人を惹きつける力は強いですが。

 

 

継続性の鍵は”愛着”

なので、僕は

畑で農家さんと食べ手が出会った時に感じる、

 

・農家さんの人柄の素敵さ

・畑に来た側のパッと開く笑顔やポジティブな気持ち

・その瞬間、空間にたくさん行き交う”思いやり”の気持ち

 

この辺りの価値を最大化させる切り口を探して、伝わるように形を整えて、みんなが自然と何度もその価値に触れられるようにしようと思っているのです。

 

なぜなら、金やモノと違って、人に依拠する魅力(話がすごくためになるとか、笑顔がほんまに癒されるとか)は触れる回数が増えれば増えるほど(複数回イベントを行えば行うほど)愛着というものに形を変えてくれて、それが継続性の鍵になるって学んだからです。

 

 

僕らは農家さんと食べ手がつながることってほんまに価値だと信じてるので、社会に長く、広くその価値を広めていくために”ビジネス”という手法をとっています。

その観点からも、

 

「愛着がどれだけそのサービスを満たしているのか?」

 

を一つの観点にして推進していく、間違いなく赤字で潜る時間は長くなりますが、一度その愛着度が閾値を超えた時には足腰しっかりしたビジネスになり、

一見すると”儲かる事につながらない”と思われる、”しなやかな人の繋がり”・”思いやり”・”人の温かみ”がしっかりお金も動かし、社会を動かしていく、そう思ってます。

 

 

これからの1歩

 

とはいえ、まだまだ駆け出し、出来ないことが多いです。絶賛潜り中です笑

僕らmocchiは派手なことは苦手で、発信も下手くそなのですが。

 

幸運な事に、人としての生き方、商売人として生き方、事業のこと、組織のことを教えてくださる諸先輩方、お客様、同世代の同志、素敵な後輩達が本当にたくさんいらっしゃってくれます。

ほんまに大好きな神戸、農家さん、お客様にしっかり恩返しできるように、今日も目一杯、無理なく精進していきます!

 

 

 

【台風は色々を狂わせた】【66話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

今日は台風、しばくぞっていう内容です。

 

 

 

 台風は人を壊した

神戸には先週、台風が来ました。

都心部ではさほど大きな影響もなく、すでに忘れ去られていますね。

 

でも、この台風で人生が大きく崩れた人が。

 

神戸市西区の農家さんたちです。

 

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本当に病んでしまい、死を選んでしまうんじゃないかと心配になるくらいの落ち込みです。

 

出てくる言葉はネガティブなものばかり。

 

農業やめよう、どうせ売れへん、辞めようかな。

 

いつもは屈託のない笑顔で、冗談ばっかり話す、気のいいおっちゃん達です。

そのおっちゃん達が豹変するんです。

これ、脚色なしです。

現実です。

 

かける言葉が見つからないです。

どんな言葉の引き出しを開けても、この状況に合う言葉なんて見つかりません。

どんな表情でいたらいいかもわからないので、ひたすら地面を見てました。

 

 

市場の売れ行きを予測して、

この時期にきゅうりを出せれば収益上がるぞ!って戦略立てて。

 

そんなにお金も投資できるわけではないから、

業者に頼めば何十万、下手したら何百万かかるビニールハウスの工事を自分で行なって。

 

 

台風

酷暑

豪雨

台風

・・・・。

 

もはや災害レベル。疑いようがない。

そんな中でやっとのこと、出せるようになったきゅうり、なし、なす、イチジクなど。

 

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 一瞬で吹き飛びました。

何千万もの赤字になった農家さんもいます。

苦労して作ったビニールハウスが全部ぺしゃんこになりました。

 

これが現実。

畑に行かないとわからない現実。

これ見ないであーだ、こーだ言うなよ。

絶対にあかんぞ。

 

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台風は僕を狂わせた

 

そんな中、 一番仲がいい農家さん、山崎高志さんの畑で片付けをして、押部谷の高橋さんの畑にもお手伝いに行ってきました。
 
 

お手伝い自体はサクサクと進んで、それはよかったんです。

農家さんの話し相手にもなれて、少しは心を軽くできたかなとも思うんです。

 

 

ただ、それでも、僕の心の中は渦巻いてました。

鳴門の渦潮なんて目じゃないぜ。

 


僕も今、高橋さんからきゅうりはじめ、プッチーニかぼちゃも扱わせてもらって、お客様に現場の匂いと物語をお野菜と一緒に届けています。

 

でも、届けられている人が少ない。

20人ほど。

 

SNSのいいね、シェア、リツイート、コメント。。。

 

それらの数が僕に対して

 

まだまだ価値出せてないな、甘いな

 
と暴力的に言い放ってくる感覚。

 

1年八百屋やってきたのに、しょぼいな俺。
とすごく悔しい思いにも駆られます。
焦ります。心がざわざわ震えます。
 
 
「1年神戸でやってきたのに、こういう時にこそ農家さんと食べる人たちの繋がりを作っていくべきなのに、広がりまだまだ作れていないやん、俺。」
 
 
 
まだ何者でもない、武器がない自分に焦りと怒りと複雑な感情を抱いて、心が忙しなくなります。
 

 


農家さんも僕も、狂わされた。でも狂った奴が変えるんやで
 


今回の台風、押部谷・玉津あたりの被害がひどく、僕が大好きな農家さんたちの落胆する姿、疲れ切って膝に手をつく姿、たくさん見てきました、畑で。
 
 
「6月から作ってきて、やっと美味しく出せると思ったらこれや。」
「もう好きなだけ持っていき。」

その言葉にどれだけの感情が込められていたのか。
諦め、悲しさ、怒り。

行き場がなくなって、つい口をついた言葉、滲み出る雰囲気。

なんて声をかけたらいいか、本当にわかりませんでした。

 

 

僕らは生きるために食べていて、その食べ物を作っているのが農家さん。
僕らの食べ物を作ってくれている農家さんに、災害によるリスクをはじめとして、いろんなリスクのしわ寄せが一方的にきている。

 

なのに、それなのに。
たいした痛みも伴わずに僕らはどこかのお野菜を食べて生きている。
 
 
これっておかしいと思うんです。
フェアじゃない。
 


ここを変えにいくぞ、絶対に。
そう思えました。
 
  
 
まだ何者でもなくて、寝られへんくらい悔しくて、焦るけど。

 

”農家さんと食べ手の距離を0にする”

僕らが目指しているもの、絶対に形にする。
絶対に実現させてやる。
山崎さん、けんじさん、高橋さんと何十分も話して、やりたいことに確信が持てました。
 
 
距離を0にするため、背中を支え合う農食の関係を作るために、今は複数の農家さんにご協力いただきながら、自分たちでプログラミング勉強してwebサービスを開発してます。
農業の現場にあったらいいなのサービスです。
 
 

僕らmocchiの動きはさながら亀みたいで、ゆっくり遅く、地を這うようなものですが。

すごくコンプレックスを抱えながらでも、それをパワーに変えて、もっと農業を勉強して、野菜を勉強して、自然を勉強して。

 

もっと農家さんに、畑に触れて。

 

愚直を体現するくらいに、じっくり芯を食って、動いて生きます。

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【その仕事は誰への信頼で手元にあるのかに僕は鈍感だった】【貯金15万で創業した僕のライスワークの話】【65話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

今日は、ライスワークについて1年間個人事業主として八百屋をやってた僕の経験談から何か有用なものがお伝えできればと思います!

 

題して

 

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*ライスワークとは何ぞや?

皆さんはライスワークって聞いたことありますかね? 

僕は最近知りました笑

 

ライスワーク:生活のために働くこと

ライフワーク:自分の大義のために働くこと

 

すごく乱暴ですが、こんな感じなんですって。

 

ご飯を食べるための仕事=ライスワーク

(なんか使いたくなる言葉) 

 

上手いこと言うな〜

 

「よっしゃ!自分の好きなことで生きていけるようにするぞ!」

と一念発起はしてみたものの。

自分の事業だけで食っていける人ってほぼほぼいないと思います。

 

・在庫持たない

・利益率高い

・ストック型で売り上げが読める

・少ない資本でもスタートできる 

 

この辺りの狙い撃ち。

外すことはないであろうっていうビジネス形態を狙ってスタートすればライスワークもしなくていいのかもしれませんが。

 

そんな都合よく、”自分の好きなこと”が上記に当てはまることってないっすよね。

 僕が始めた八百屋、このほぼ全て真逆をいくビジネス形態でした笑

 

ドMか、俺は。

 

いや、待てよ。でも、うまくいかなそうって分かっているやつをあえてやるん、燃えるやん。

 

そんな理由で八百屋始めました。

 

熱い(苦しい)ぞ、俺よ。

 

 

*貯金15万円の創業時の僕のライスワーク 

 

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創業時の事業メモ この時ライスワークの重要性に気づかず

貯金15万

 

これが僕の創業時の軍資金。

今思うと、よくこれで単身乗り込んだなと。

 

何か大きなチャレンジするときには無知でいることってすごく重要なんだなって思います。

僕は良くも悪くも無知でバカやったから、貯金〇〇万円くらいしないと倒れるぞ〜っていう事前知識もなく、それ故に怖さもなくいざ猪突猛進。

 

 

でもですね。

すぐに直面しました。

 

理想崇高なのはよろしい。志熱いのもよろしい。俺は燃えてるぞ。

 

でも、直近で共感してくださる人集めなあかん。あれ、それって実績ないから時間かかるよな。

 

あれれ、実績ないから仕事作るのも時間かかるぞ。おっと待てい。その間、俺はどこからお金が出てくるのだ。

 

 

はい、結構甘く見積もっていました。

自分の好きなことを仕事にするということ。

 

勤め人だったときにわかりにくかったこと、それは

”その仕事は誰への信頼があってあなたの手元にあるのか”

ということ。

 

やれ忙しい、やれしんどい。

あーだこーだ言ってましたが、それってよくよく考えたら、

”佐々木純”という人間への信頼で来ていたわけではなかったんですよね。

 

あくまで会社。前任者。自分の周りの先輩方。

そこへの信頼。

 

それにも関わらず、自分の市場での価値に鈍感である。

The壮大な勘違い。

痛い。

 

 

幸いにして、僕は大学時代から起業時のビジネスに近いことを行なっていたので

力を貸してくださる諸先輩方がたくさんいらっしゃって。 

 

運よく、八百屋の大先輩で、拡大が鬼ほど難しい野菜の小売において指折りの拡大をしている八百屋さんでバイトをすることができました。

本当に感謝です。

 

ほぼ毎日休みなく入り、月で大体12万円くらいをライスワークで得ていました。

(本事業は赤字マックス)

 

*今の僕のライスワーク

現在はバイトを辞めて、mocchiとして頂くお仕事のみで生活してます。

 

<mocchi事業>

・八百屋事業

・野菜宅配事業

・農業体験事業

・農家さんのファンづくり事業

・農家さんの広報媒体(HPやビラチラシなど)作成

 

<業務委託>

・ブログラミング教育を行うベンチャー企業の経営お手伝い

(マーケティング、組織体制構築の責任者としてのお手伝い)

→地域に深く関わるので本業との関連性がものすごく高い

 

ライスワークが昇華してライフワークと一体になっていく感覚。

しんどいことが多い創業時のささやかな癒しの瞬間かもしれないです笑

 

とはいえ、本業はまだ赤字の状態。

潜りに潜っております。(節約の鬼と化してます)

 

*1年間やって分かったライスワークを選ぶ際に気をつけた方がいい2つのこと

 あえてライスワークをしなくてはいけないビジネスモデルを選択した、1年前の僕。

だからこそ見えてきた、”ライスワーク”をするときの注意点が2つあります。

 

フリーランスで生きていく人、起業する人はおそらく多くの人がライスワークを検討しなくてはいけなくなると思うので、そのときに皆さんの納得する意思決定に何かお力になれればと。

 

 

1:ライスワークで最低限稼がなくてはいけない金額を超具体的に把握する

 

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ここだけはしっかりと、綿密に。

一体、ライスワークとしていくら稼いだらいいのか。

ここを明確にしておかないと、本業に割くべき時間をどんどんライスワークに投下していくことになります。

 

もちろん、ライスワークから得られるものもあるので、

ライスワーク=悪

と言っているわけではないですが、創業時の意志としてライフワークを機能させた方が人生豊かなはずと思っているので、こう考えています。 

 

 

そして、具体的な金額を出す上で絶対に見ておくべき支出があります。

(僕はここをおざなりにしていたので大変でした)

 

国民年金、健康保険、住んでいる地域にかかる各種税金、生命保険の部類のものです。

 

どんな自助努力を行なっても削ることのできないこの支出。

しかも、そこそこ創業時には大きな金額になります。

僕の場合、これらだけで7万弱いってます。

 

ここは事業が忙しいとつい後回しにしてしまうので、

一番最初に具体的な金額を把握しておいた方が絶対にいいです。

 

 

2:ライスワークがライフワークを強くする設計をする

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本業との合流地点を設計する

ライスワーク=時間の消耗

は本当に無駄。勿体無い。

 

ライスワークをしたことで得られる知見は何か?

本業をより強くするようなライスワークでの成果は何か?

 

この辺を緻密に設計して、それを得にいく。

もちろん、ライスワークで関わる方々とすり合わせを行う。

これがないと、シンプルな金稼ぎという超絶おもんないことになりそうだなと思いました。

 

 

僕がバイトをさせていただいていた八百屋さん、今業務委託で関わらせていただいているベンチャーの社長さんは本当に懐深い方々で、期待値をちゃんとすり合わせてくださいました。

 

ここ、ほんまに重要やと思っています。

好きなことを仕事にしているのに、仕事で消耗する人生になっているなんて、創業時の自分に合わせる顔がなくなってしまいます。

 

 

 

 

ここまでざ〜っと書きましたが、僕らmocchiもかなり厳しい状況です。

日々生きている感覚を肌で感じて、ヒリヒリ感マックスで生きてます。

 

 

生きるってすごく大変。

だけど、すごく愛おしいなと思う今日この頃です。 

 

僕らと同じように厳しい環境にある皆さん、背中叩き合って、しんどいときにはそっと支え合って、一歩力強く踏み出していきましょう。 

 

うん、今日もいい眠りになりそうです。

【僕はすごく弱い人間だった】【64話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

 

「じゅんさん、最近ブログサボってますよね?」

 

後輩に言われた、その一言。

一瞬で冷や汗が滝のように出てきました。

 

ば、ばれてる・・・・。

はい、すみません、サボってました。

 

これ書いたら読んでくれる人のためになるかな?

って考えれば考えるほど、筆を取るのが億劫になってしまっていて、ぶっちゃけです。

 

 

ただ、しょうもないのでもリアルが感じられれば読みたいと言ってくださる、心やさしき方が多いので、その方達のご好意に甘えて気軽に書いていくことにしました。

 

 

何事も小さな一歩から。

自分に甘く言い聞かせてもいいかな・・・。

 

 

 

さて、今回は”最近情緒不安定だぜ”っていう話です。

 

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僕をよく知っている方々からすると、

 

「いやいや、そんなわけあるかい」

となるかなと思うのですが。(ごく一部の人は僕の豆腐メンタルをご存知かなと・・・。)

 

 

僕、”できる感”とか”しっかりしている感”がよく外に漏れるらしいのですが。

実は中身はそんなことありません。

 

もちろん、責任感とかなんでもやったるぞっていう腹くくり感は強くあるのですが、

それよりも”不安”とか”寂しさ”とかにやたらめったら押しつぶされる人間です。

 

 

 

ぶっちゃけ起業してからさらに拍車がかかりました。

 

 

「好きなことを仕事にしてれば、好きなことやし没頭して楽しいやろ!」

「好きなことして生きていこうぜ」

 

割とやばいです、これ笑

好きなことを仕事にしていても、そんなん関係なかったです。

 

1年間自分を追い込みすぎず、疲れたときにはYoutubeで乃木坂見たりしながらマイペースに仕事してても、そんなん関係なかったです。

 

不安やばいです。豆腐メンタルぐらぐらです。

 

 

企業に勤めていた時の1年間の方が不安とかなかったし、

やばい、俺生きていけるんかなっていう自分の生存事態に不安を感じることもなかったです。

 

そして、勤め人からなんも実績もスキルもない状態で起業家となってみて、一番僕の豆腐メンタルを震わせるのは、

「俺が起業している価値ってほんまにあるんかな」っていう、

”自分の存在価値揺らぎます”問題。

 

 

これ直面すると、不安と焦りと怖さのトリオがうわ~って迫ってきますね笑

そして、直面する時が夜の時間帯だとこれまたダメージがでかい・・・。

夜にやってくんなよ・・・。

 

 

寝る間際、Twitter、インスタ、Facebookをさ~っと流し読みするんです。

 

すると、同世代の人の

・会社で〇〇賞取りました

・こんなでかいことやりました

・こんなプロジェクトを有名な団体(人)と始めました

・今度〇〇に店出します

っていう成果報告がたくさんあるんですよね。

 

見るからに超うまそうな肉の写真とか、笑顔弾けて旅行行っている写真とかもたっくさんありますね。

 

同じ起業家で僕より若い子が行政とか、キーマンと一緒に仕事している写真とかもあります。

 

 

 

やっぱりスワイプする指が止まっちゃいます。

 

 

 

自分と比べちゃいます。

 

 

すごく嬉しい気持ちになります。

 

でもそれは一瞬です。

 

そのあとで悔しさと虚しさとが嬉しさの何倍もおっきくなってぐわっと襲ってきます。

 

ほんまに人間できている人は、こういうときでも嬉しさが増すんですよね、きっと。

でもぶっちゃけ、僕は嬉しさが何よりも勝るってないです、いまは。

 

 

そして、明確な現状への焦りと漠然とした未来への不安を胸にぐっと押さえ込んで、

 

 

 

「でもさ、喜んでくれるお客さんたくさんおるやん。ついてきてくれる仲間おるやん。アドバイスくれる農家さん、行政の方、社会人の方おるやん。どんなときでも味方のパートナーおるやん。」

 

「いける、いけるぞ。」

 

「くそったれ、俺。絶対に見返したるぞ」(誰を見返すのか謎です)

 

そう言い聞かせて、朝を迎えます。

そんな繰り返しです。

 

 

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mocchiの価値はどこにあるのか、佐々木純の価値はどこにあるのか、這いずり回って探してます。

まだその輪郭はぼやっとしてます。

 

 

でも、絶対に見つけます。

這いずり回ってでも自分から求めに行かなきゃ、絶対に手にすることができない気がするんです。

 

 

僕がおっさんになって、このブログを読み返したとき、ちょうどそのときにいまの僕と同じくもがいている人がおったらそっと背中を押してあげられるかっこいい起業家になっていられるように。

 

 

 

今日は明るく眠りにつけそうです。

 

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【農業と食卓の間に立ちたいという人へ】【63話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

今日は、

「農家さんのためになることがしたい!」

と思っている人向けのあれこれです。

 

題して!

 

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↓最近、こんな感じでいろんな人とのご縁をいただくんです↓

 

農業の課題についてどう思いますか?

 

 

課題に対してどんな働きかけをしてるんですか?

 

 

ものすごく嬉しいです、ほんまに。

話しましょ、話しましょ!ってなります。

 

だって、会話の切り出しからすでに”農業の課題”についての話です。

農業って日常生活からどうしたって遠い世界なので

(特に僕らの世代は)そもそも関心を持つ人数すら少ない・・・。

そんな中で、自分から情報収集しようと動いていく仲間がいるなんて

なんと心強いことか・・。

 

 

 

 

こういった、”社会課題”のような小難しそうなものをポップにわかりやすく発信してくれるメディアさんがあるからこその潮流かなと思います。

 

 

 

 

さてさて。

本題に戻します。

 

最近の農業周りの傾向というか流行り

 

農業の課題についてどうしよう!とか

農家さんのために〜〜したい!とかの相談やディスカッションが一番多いのですが、

最近特に

”農家さんと食べる人たちの間のポジション”

に立ちたいと思う人が増えてきています。

 

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テクノロジーの進歩により

農業の現場と物理的距離が離れてしまっている現代でも

より手軽に農業現場の実態や困っていることが手に取るように把握することができるようになったことが、この流行りの大きな要因かなと思っています。

 

この傾向自体は本当に歓迎すべき事。

むしろもっともっと大きなうねりにしなくては。

 

 

僕自身も言ったら”間のポジション”を仕事にしている人間。

そこを生業にしてます。

 

 

ただ、だからこそこの潮流にちょっとした危機感も持っています。

 

 

それはというと。

 

 

間に立とうとするものの農家側の目線が欠如している問題

 

語弊を恐れずにいうと、

農家さんと食べる人たちの間に立ってやろうと意気込んでいることが

農家さんにとっては”余計なお節介”になっていないかという事。

 

 

先にも触れたようにネットなどを駆使して農業を取り巻くいろんな状況に手軽にアクセスできるようになった結果として農業への興味関心、問題意識も芽生えてきました。

 

 

ただ、その情報ってほんまにそうなん?って疑うことを忘れがちだと思うんです。

 

 

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こと農業は地域の特性がとっても色濃く反映される産業。

故にネットで転がっている課題がまるっきり当てはまることなんかそうそう無いです。

 

稼いでいる農家さんが多い地域、とてもファッション性があり同時に哲学を体現している農家さんが多い地域だってあります。

 

 

 

 

「どこの地域の、だれ(農家さん)のために、何をしたいねん」

「その農家さんの現場にどれだけ足運んだん?何を見たん?感じたん?」

 

 

その問いがぼやっとしたままだと、良かれと思ってやったことが農家さんのためにもならず、非常に悲しい自己満足で終わるな〜って感じてます。

 

自己満足だからビジネスとしても成立しにく。

仕事にならない。

変えられるものも変えられない。

 

 

or ではなく。and で取りに行く

 

だからこそ農家さんと食べる人たちの間に立って

両者に価値を残したいって思うのであれば、意識的に畑に文字通り体当たりする。

気持ち農家さん側に比重を重くして、情報収集する。

これがマストやなって思います。

 

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そして、その畑にて五感で感じた農業の問題点や可能性を

一消費者として眺めてみる。

 

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どの農家さんの笑顔を見たいのか、どの消費者の方の笑顔を見たいのか。

 

 

間に立つものとして、農家さん側の生活にも、消費者側の生活にも

両方にどっぷり入り込んで観察し続けよう。

そんな覚悟が”あいだ”を仕事として農家さんの語り部をする、僕の大事にしていることであり、mocchiがこれからも変わらずにずっと大事にしたいことです。

 

 

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【イベント疲れになってませんかね】【イベント開催疲れになりがちな人向けのあれこれの話】【62話】

 

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

ここんとこ毎週のようにイベント続きでした。

はい、ブログ書けてませんでした。。。

反省。

 

 

今回は、

”イベント疲れ現象”

について書きたいな〜と。

 

継続性(=日常でよく使われること)

に重きを置く”事業”とは真逆の

 

単発(=非日常感)

 

になりがちなものが”イベント”という出し物・・・。

 

 

PV数や利益額などの数的な分析は前の記事みたいな形で書くことにして

今日はイベント行うときに抜けがちな観点を1つだけ書きたいなって思います。 

 

 

最近のイベントあれこれについて

 

さて、mocchiとしてここ最近でやったのはこんなイベントたちでした。

 

 

〓6/10 お野菜のおいしい食べ方セミナー

<おいしいお野菜って?>

というお題でママさん、お子さん、栄養面に関心がある方向けにお話ししてきました。

www.facebook.com

 

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コンテスト主催の管理栄養士さんたちと!



〓6/17 Jazz食堂

<農家さんの語り部×Jazzの化学反応を見て見たい>

そんな直感に従ってやってみたこの企画。

 

Farmerjazz

 

お野菜の作り手である農家さん
お料理の作り手
音楽の作り手

それぞれの”作り手”さんを伝えていきます、触れていきます。
 
 
手元の参加費は誰を豊かにするのか。

その相手は実は隣にいる人だった。
そんな空間です、Jazz食堂。

 

 

 

このイベントたち、計二日間を通じて全く初めましての50人の方々

僕が大好きな農家さんの人柄やお野菜への工夫、豆知識なんかをお伝えできたのですが・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんだけ労力かけたのに全然うまくいってなくないか?

 

 

来て頂いた方には満面の笑顔で帰ってもらえたんです。

最高の時間を過ごしていただこうとがっつり本気で臨んだんです。

(自分で言うのもアレですが、大目にみてください。。)

 

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でもですね、不完全燃焼感がふつふつと。

何か主催でイベントやったことある人は

 

あ〜、わかるわかる〜。

 

となってくれるんじゃないかなって思います。

 

その不完全燃焼の正体はこれっ!

 

 

全く利益が出ない現象

 

 イベント疲れ現象って?

 

はい、もうど定番ですかね。

 

 

どんなに意義のあることをしていても。

どんなに

「イベントって広報の機会やから先行投資としてやろうや!」

ってなっても。

 

次回以降にさらに投資して、グッとレベルアップしたイベントを継続的にできるほど利益が出なければ、全く意味がありません。

 

なぜなら、人や社会の挙動は一回の働きかけで変わるほど単純なものではないから。

本当に変えたいこと、訴えたいこと、届けたいことがあるなら何回も何回も提案し続けなければいけないから。

 

自己満足イベント

現状維持=死

ですね。

 

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良いものを提供していても、続かなくては意味がない



 

そして、利益が出ない状態でイベントをやっていくとどうなるか・・。

 

前回以上のクオリティのものを提供し続けることが資金的にも体力的にもしんどくなり、疲れてしまい、結局単発のイベントでThe End。

それ以降、

 

イベントってそういうもんでしょ

 

となり、イベントすること自体が億劫になってくる。色々、The End。

 

 

これが”イベント疲れ”とよんでいる現象です。

 

 

 

これになってしまう原因っていくつかあると思うんですが、

僕の体験談として

「あ〜、この観点よく抜けがちだよな」

ってやつがあります。

 

 

それは、

 

 

 

 

 

自分が提供している価値への適正な”値決め”ができておらず(①)、

その値を”自分への人件費”として計上しないままに話を進めてしまう(②)

 

 

 

①値決め下手くそ現象

 

フリーランスでやっている方は必ずといっていいほどぶち当たる壁じゃないかなと思います。この壁。分厚いのう・・。

 

自分がやっていることって、いくらの価値があるんだろう?

っていう質問への答えですよね。

 

「ん〜〜、わからんやん。」

 

正直、僕、こんな感想です。

 

農家さんの語り部として語った言葉、話した物語にどれほどの価値があったのか。

特に無形の価値としての”人の心を動かす”ことにアプローチしているので

特に値決めが難しいんです。。

 

 

なので、僕は今後イベントやるとなった時には、

  • イベントターゲットのペルソナに近い人を見つける
  • その人にイベントのエッセンス版を体験してもらう
  • いくらやったらこのイベント参加するか”迷わず参加”、”参加微妙”、”参加しない”の線引きで金額を聞く

ってことをやろうって思ってます。

 

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準備にはいろんな種類がありますね



 

イベントの準備って当日使う資料作ったり、関係各所と調整したりが多いですが、

意外と行わない&超重要な準備というのが、このイベントどれくらいの価値があるの?を見定める準備なんちゃうかな〜?

 

反省反省。改善改善。。

 

 

②自分の人件費ガン無視問題 

 

①の問題と連鎖的に起こるのですが、イベントの諸経費はめちゃくちゃ計算する割に

  • イベント準備にて行うアクションの工数
  • イベント当日の自分の動く工数

をザル勘定で計算して当日の参加費を決めがちやな〜と。

 

ここがぼやっとしていると、絶対に利益は出ないですよね。そりゃ。

 

僕の場合、意義や大義名分、社会的価値、来てくださる方の効用最大化を優先してしまいがちで、絶対に足元で重要になってくるこのお金という観点が薄くなりがち。

 

イベントの参加費を決定する際には超慎重に、超ロジカルに頭最高に働かせないとあとあと首を締めることになるなと。

自分たちがかける工数を数字に落として、値決めで出て来た数字を掛け合わせて、自分の人件費をあぶり出す、これマストですね。

 

 

 

 

すごく思いが熱くて、哲学もあって、まっすぐな人ほどイベント疲れしちゃうなって思ってます。

なんかすごく悲しいですよね。

せっかくいいもの持っているのに。

 

 

イベント疲れという病気にかかって道半ばで力尽きて倒れないように、

一回一回のイベントから得られる学びを最大化しなくてはと

改めて気が引き締まりました。

 

 

 

 

 

 

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【”食べる”を生業にする八百屋の僕が”おいしい”を科学してみた話】【61話】

 

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

 今日は、

「食を通じて〜〜〜したい!!」

という人に向けてのブログです。

 

その名も・・・・。

 

【”食べる”を生業にする八百屋の僕が”おいしい”を科学してみた話】

 

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美味しいっていう感情はよく聞く表現で、あちこちで耳にして、目にしますが。

 

僕は八百屋で、お客様の”美味しい”の感情に寄り添ってお野菜をお届けしているので特に起業してからは”美味しい”ってなんやねんということを考えてきました。

 

今日は、ありふれている”美味しい”という感情をちょっと分析してみました。

 

僕なりの考えは、

 

美味しいには3種類あるぞ!!

 

さて、参りましょう。

 

1:五感から感じる”おいしさ”

見て、香って、聞いて、触って、口に入れてみる。

そのそれぞれで感じることのできるおいしさが一番イメージつくものじゃないかなって思います。

一番身近なおいしさ。

 

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そして、これは僕なりの解釈なのですが、

<見る、香る、聞く、触る>

によって想起されるおいしさに結びつく感情は

<口に入れる>

ことで最終的に感じるおいしさを増す役割があると思っています。

 

例)炊きたての白米

見る:ホカホカと湯気が立つお米の姿から感じる

香る:炊きたての甘〜いお米の香りから感じる

聞く:炊き上がる時の”ふつふつ”の音から感じる

触る:しゃもじでよそった時のホワホワの感触から感じる

口に入れる:しっかり立った粒と噛むたびの甘さから感じる

 

つまり、簡単にいうと

見る、香る、聞く、触る=おいしそう

であって、

口に入れる=おいしい

であるっていう感じかな〜

 

 

なので、五感で感じるおいしさとして必須の条件は

”口に入れて舌の味覚を刺激すること”

であって、それ以外の要素は必ずしも必要ではない。

 

 

 このおいしさの特徴は

瞬間的に感じる

 

バチっと一気に刺激がくるから分かりやすいものなのかなと思っています。

 

 

 

2:脳・心理から感じる”おいしさ”

 

このカテゴリの美味しさをmocchiでは提供しようとしてるんですよね。

 

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”このおにぎり、風邪ひいたおばあちゃんが早起きしてわざわざ作ってくれてん”

"このきゅうり、猛暑のハウスの中、手間惜しまず○○さんが作ってくれたんよね"

 

旨味や甘さ、苦さといった数値的な美味しさはもしかしたらコンビニで売っているものと変わらないかもしれない。

 

ただ、その手の平にある食べ物が持っている、ここに届くまでの物語に自分を思いやる”誰か”の愛情・思いやりが含まれていて、

それに食べる側が心動かされ、じんわりと「うま〜〜・・・・。」と心がしみる。

 

そんな想像力を掻き立てる、言い換えると脳や心理を刺激するおいしさもあるなって思うんですよね。

 

このおいしさを感じるには、そもそも論として

 

・”想像力を働かせるスイッチ”として食べ物が持っている物語を語れる人や仕組み(動画など)

・想像力を働かせるくらいには十分な心の余裕

・想像力を働かせるくらいには十分な時間的余裕

 

が必要だからこそ、現代の生活ではあまりこのおいしさは感じにくく、逆にこのおいしさを知っている僕らmocchiは「届けたい、このおいしさ!」となっているんだなと思います。

 

 

3:環境から感じる”おいしさ”

 

BBQ、タコパ、誕生日会などなど・・・。

心開ける友人たちや家族と食卓を囲んで

「これうまっ!!!」

とか声出しあって食べる食事って美味しく感じませんか?

 

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疲れ切った夜、一人でラーメンすするのと、

疲れ切った夜、仲間と一緒にうま〜って言い合いながらラーメンすするのと

両方のシーンをイメージして、どっちがおいしそうな画に見えますかね?

 

ほとんどの人は、誰かと食を囲んでいる時の方がおいしそうに映るんじゃないかな〜。

そういう、食べる環境から感じられるおいしさもあるなって思ってます。

 

 

 

食から得られる幸福に対しての”閾値(いきち)”が低い人が最初の仲間!?

 

僕が思う、”おいしさ”のカテゴリを ここまでで整理してきましたが、

”食”を通しておいしさの提案をしているサービスは、おおよそのところで上記3つのカテゴリのどれか、あるいは複合的に合わせ技でおいしさを提案していると分析してみて思います。

 

そして、そのおいしさの提案が多くのファンを生み出しているサービスに共通している特に大事なこととは、

 

自分たちが表現したいおいしさを感じる閾値が低い人たち(言い換えると”おいしさ”に敏感な人たち)を最初のユーザーさん、インフルエンサー、仲間としていること

 

 

年代とか性別とかではなく、おいしさに対しての閾値という切り口でユーザーさんを集めたり、仲間を集めていく ことが、”おいしさ”を提案していく上で大事になってくる事業の進め方だなと思っている今日この頃です。