”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【15分ぶろぐ 42日目】神戸の小さな町に36000人を集めた方とのお話が勉強になった、というお話

おはようございます、じゅんです


昨日は露天販売で大変お世話になった
下町カレーヒーハーさんのラストだったので
お昼辺りに行ってきました

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お久しぶりに会えた中川さんや家崎さんはいつも通り楽しく、素敵な方々で。


カレーも食べ終え、帰ろうとしていたときに
中川さんが

「佐々木くん、この人としっかり話しとき!」

と紹介してくれた方が。


たまたま店に居合わせたその方は
僕のやりたいことの大先輩でした。

幸内政年さん



その方の経歴をまとめると


〇元漁師さん
〇須磨で海の家を経営
〇須磨というまちを盛り上げていきたいと須磨に特化してまちづくり
〇漁業だけでなく農業にも明るく、農家さんとの繋がりも豊富
◯ともに助け合う関係の大切さを教えてくれたのが”震災”であり、神戸らしさは防災にあると考えておられる
〇神戸だからこそ”防災”を風化させないようにしていきたいと考え、コンセプトに防災を入れた活動を数多く実施
〇来場者数36000人にもなったイベント(須磨ビーチフェスタ2017)を推進


少し荒いご紹介となり、大変申し訳ないです


とても穏やかな方で、声の調子がとても優しく。

しかし、一旦話を始めると論理的に整理された考えが、幸内さんのパッションの熱を帯びて淀みなく言葉になっていく。



その中で特に印象的で勉強になったこと


幸内さん)「あるイベントで、36,000人を集めることができたんよね。」
佐々木)「すごいっすね!」

幸内さん)「いや、失敗だとぼくは思っているんよ。失敗した。。。」
佐々木)「(・・・・?)」

幸内さん)「確かに人はたくさん来てくれた。けれども、ほとんどの人が”受け手”になってしまった。」
     「須磨のまちが元気になることの本当の意味は、”自分から少しでもアクションを起こす”人、つまり主体的な人が何人いるかということなんよ」
     「人が集い、まちが活発になるためにはもちろん”来場者数”は大事。」
     「でも、とっても濃くて行動意欲のあるコミュニティを小さく、早く作っていく動きも指標として入れないとダメなんよな」



これって、改めて聞けば
「そうやん」
って知ったようになってしまうことかもしれないと思います。


でも、だからこそ実体験として自らの肌でもって学んだ方がいうこの言葉には説得力が半端じゃなくあります。




ただ人を集めればいいという訳ではない。


”成し遂げたい社会の形に一番効果的な人の動きはどんなものなのか”
”人の中身、心理にも踏み込んでアプローチをかけ続ける”



ただひたすらに◯◯◯人集めたからいいという訳ではない。


コミュニティづくりを生業にしているぼくにとって、筆に全てを表すことが難しいほど
たくさんの学びがありました。




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