【15分ぶろぐ 47日目】八百屋は瞬間の仕事っていう話
ブログをかなりサボってしまいました。
このままだとブログを書くことを勧めてくれた高知の男に怒られそうなので
またぼちぼちと書いていきます。
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「僕しかかけなくてみんなが興味ありそうなことってあるかな〜」
「ネタが尽きちゃうと書いていても面白くなくなるしな〜」
と結構深刻に思ってて、筆が進んでいなかったここ数週間でした。。。
今日からは、ユニーク(であったら嬉しい)だと思われる、
”25歳の視点から見る八百屋”
と
”地方移住×フリーランス×20代の仕事と生き方”
らへんに絞って書いていこうかなと思います。
ブログを通して読んでくれたみなさんとお話しできていったらいいな〜なんて思っています。
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さて、前置きが長くなりました。
今日は、
【結局みんなコスパで意思決定してるんちゃうかな〜】
ということについてです。
僕は八百屋をしています。
独立してから約7ヶ月、八百屋をしてみた感想なのですが。
八百屋の何がいいかって言うと、
ほんの数秒で潜在欲求を顕在化させなくてはいけない、
”瞬間の仕事”が求められる
ということがいいなって思っています。
超有名で上場企業の扱っているお野菜と僕が扱っているお野菜
決死の覚悟で同じ土俵に立つとどうなるか。
天邪鬼な方が大多数の集団でない限り
僕の扱っている神戸の農家さんのお野菜はなかなか選ばれません。
なぜなら、そこに信頼がないから。
やっぱり食べ物は体を作りますからね。
口に入れるお野菜は特に信頼がないと買っていただけないなと感じています。
ぽっと出てきた、しかも”ぶさべじ”っていう初耳の所のお野菜を
いきなり無条件に買おうとする人はほとんどいませんよね。
「本当に美味しいのか?」
「たべてがっかりすることにはならないかな?」
ちょっと探っちゃうと思います。
そこでお客様は通りすがりの一瞬や
僕から声をかけられる直前ギリギリの時間内に購買の意思決定をされます。
これはどうかな?と。
最初の購買行動においては
△信頼できるか → ◯期待できるか
という形で指標は少し変わるのですが、僕のお野菜を確認されています。
その時こそ、みなさん、自分なりの”コスパ”を考えていらっしゃるような気がしています。
<コスト>
ー値段
→他の代替機会(スーパー等)との相対比較と自分の収入との絶対比較があるかな
ー持って帰る時のしんどさ
ー調理の手間
<パフォーマンス>
ー美味しいか
→新鮮さ・栽培方法・産地・重さ・ハリなどここが一番個人で大事にする基準が変わるので見極めがすごく難しいです
ー日持ちするか否か
ーボリューム
ー珍しさ
だいたいみなさんこの辺のコスパの項目を無意識に頭の中において
「これくらいだったらコストパフォーマンスいいかも」
と期待をかけて買ってくれるかなと感じています。
僕の仕事は、
・来ていただいたお客様が気にされているコスパの項目は何で、
・優先度は何が一番高いのか
をパッと見極めて、そのお客様が一番美味しく、気持ちよくたべられるお野菜を農家さんの物語含めてお伝えすること。
なので今は
過去の傾向から今は、その2秒〜4秒ほどの間で
ーお客様の視点のいっている先はどこか
ー注視している時間の長さはどれくらいか
ー来ていただいた時間帯はいつか
ー年齢や他購入されているものから推測される家族の人数は何人ほどか
ー話しかけた方が弾むタイプか全く声をかけない方が判断できるタイプなのか
のだいたい5つくらいを感じ取って、最初にかける言葉と言葉をかけるまでの時間を
ちょっとづつ変えています。
だいぶうまくいきませんが。。。笑
”食の時間にぶさべじがいるとなんかいいよね”
っていう信頼を得るために
露店販売では特に
人間を科学すること
を鍛えさせてもらっているなと感じています。
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