”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【15分ブログ 57日目 値決めをずらすっていう話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

いきなりですが、

先週のお野菜宅配と露店販売の売り上げ公開します。

 

というのも、

 

どんな記事やったら読んでてためになりそう?   

 

お金のこと、知りたいっす

  

 はい。

やっぱりその辺が一番わかりやすくて、かつ気になる所ですよね笑

 

ということで、今回はお野菜宅配・露店販売という最上級に儲けにくいビジネスモデルを実践してみての売り上げを公開します。

経験も知識もないけど、何か小さいお商売やりたい!

けれど収入面が心配という方、元気でますぜい。 

 

気になる売り上げは?

 

(ドラムロール)

 

ドゥルルルルルルルル

バン!!

 

 

#1週間売り上げ

¥45,147

 

月曜日(10:00~15:00) ¥20,699-

*平均単価:¥940-

 

金曜日(10:00~20:30) ¥24,448-

*平均単価:¥1,164-

 

実際のところ、費用がものすごく掛かっているので

実は手元に残る純粋な利益は数千円単位です、毎週笑

 

なので、最近の主食はコスパがいいちくわと納豆です。

いつかこのちくわと納豆を思い出してきっと泣いてしまう。

(似たタイトルのドラマあったな〜)

 

 

 がっつり小売業をしているのは毎週月曜日と金曜日のみで

それ以外の曜日は打ち合わせやWebサービス構築を行なっています。

(それっぽく言ってみたかったことをお許しください)

 

 

気に入ってくださって複数回買ってくださる方が8割以上のmocchiのお野菜。

 

”お客様と売り手”

 

そんな関係を超えて気兼ねなくお野菜を通じてお話しできるこの関係性、

すごく好きですし、それ以上にいつも会いに来てくれる・お野菜を通して話をしてくれる皆さんのことが大好きです。

 

新規開拓率よりもリピート率を大事にしているので

僕としては思想に則って八百屋さん出来ているかなという所です。

 

 

いやはや”値決め”よ・・・。

 

とはいえ、どうしても薄利になってしまう、野菜の小売。

 

なんで薄利になってしまうの?

 

 Google叩いて調べればいくらでも理由は出て来ますが。

実際に八百屋をやってみての僕の分析では、

 

”市場価格の幅が狭いが故に売り手が設定できる”値決め”の範囲も狭い”

 

ことが根本やと思っています。

  

人参1本 10,000円

 

こんな人参あり得ませんよね。

むしろあったとしても買いませんよね。

 

シンプルにそういうことです。

 

つまり、お野菜というものの特徴として

日常の生活に頻度多く登場するものであるが故に、頻繁に消費行動が行われる

→故に需要サイドの”一回の消費行動にかかる金額はできる限り安くしたい”という欲求は強く、更に価格の上下動に敏感になる

 

ということだと思っています。

 

お野菜は有形なので、費用は一定かかって来ますし、

絶対的な市場の価格として天井が存在するので、

お野菜の小売業は付加価値をつけられたとして、

その天井付近をうろうろするしかない。

 

となると、どうしても薄利になりがちなのです。

 

 

では、mocchiはどうするのか?

 

値決めする領域をずらします。

 

つまり、お野菜宅配や販売といった小売業に依拠しない事業体を取るということですね!

 

僕自身が得意で評価していただける、

 

<食・農業の領域での>

・文字のお仕事(コピーライター的なこと)

・可愛らしい、朗らかなデザインのお仕事

・ファンづくりのお仕事

 

この領域を中心にしながら今年はお仕事を増やしていき、

農家さんと食べ手の距離を0にしていきます。

 

上記3つのどれかに興味持たれた方、お役に立てることあれば何でもご相談ください!