”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【僕はすごく弱い人間だった】【64話】

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

 

「じゅんさん、最近ブログサボってますよね?」

 

後輩に言われた、その一言。

一瞬で冷や汗が滝のように出てきました。

 

ば、ばれてる・・・・。

はい、すみません、サボってました。

 

これ書いたら読んでくれる人のためになるかな?

って考えれば考えるほど、筆を取るのが億劫になってしまっていて、ぶっちゃけです。

 

 

ただ、しょうもないのでもリアルが感じられれば読みたいと言ってくださる、心やさしき方が多いので、その方達のご好意に甘えて気軽に書いていくことにしました。

 

 

何事も小さな一歩から。

自分に甘く言い聞かせてもいいかな・・・。

 

 

 

さて、今回は”最近情緒不安定だぜ”っていう話です。

 

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僕をよく知っている方々からすると、

 

「いやいや、そんなわけあるかい」

となるかなと思うのですが。(ごく一部の人は僕の豆腐メンタルをご存知かなと・・・。)

 

 

僕、”できる感”とか”しっかりしている感”がよく外に漏れるらしいのですが。

実は中身はそんなことありません。

 

もちろん、責任感とかなんでもやったるぞっていう腹くくり感は強くあるのですが、

それよりも”不安”とか”寂しさ”とかにやたらめったら押しつぶされる人間です。

 

 

 

ぶっちゃけ起業してからさらに拍車がかかりました。

 

 

「好きなことを仕事にしてれば、好きなことやし没頭して楽しいやろ!」

「好きなことして生きていこうぜ」

 

割とやばいです、これ笑

好きなことを仕事にしていても、そんなん関係なかったです。

 

1年間自分を追い込みすぎず、疲れたときにはYoutubeで乃木坂見たりしながらマイペースに仕事してても、そんなん関係なかったです。

 

不安やばいです。豆腐メンタルぐらぐらです。

 

 

企業に勤めていた時の1年間の方が不安とかなかったし、

やばい、俺生きていけるんかなっていう自分の生存事態に不安を感じることもなかったです。

 

そして、勤め人からなんも実績もスキルもない状態で起業家となってみて、一番僕の豆腐メンタルを震わせるのは、

「俺が起業している価値ってほんまにあるんかな」っていう、

”自分の存在価値揺らぎます”問題。

 

 

これ直面すると、不安と焦りと怖さのトリオがうわ~って迫ってきますね笑

そして、直面する時が夜の時間帯だとこれまたダメージがでかい・・・。

夜にやってくんなよ・・・。

 

 

寝る間際、Twitter、インスタ、Facebookをさ~っと流し読みするんです。

 

すると、同世代の人の

・会社で〇〇賞取りました

・こんなでかいことやりました

・こんなプロジェクトを有名な団体(人)と始めました

・今度〇〇に店出します

っていう成果報告がたくさんあるんですよね。

 

見るからに超うまそうな肉の写真とか、笑顔弾けて旅行行っている写真とかもたっくさんありますね。

 

同じ起業家で僕より若い子が行政とか、キーマンと一緒に仕事している写真とかもあります。

 

 

 

やっぱりスワイプする指が止まっちゃいます。

 

 

 

自分と比べちゃいます。

 

 

すごく嬉しい気持ちになります。

 

でもそれは一瞬です。

 

そのあとで悔しさと虚しさとが嬉しさの何倍もおっきくなってぐわっと襲ってきます。

 

ほんまに人間できている人は、こういうときでも嬉しさが増すんですよね、きっと。

でもぶっちゃけ、僕は嬉しさが何よりも勝るってないです、いまは。

 

 

そして、明確な現状への焦りと漠然とした未来への不安を胸にぐっと押さえ込んで、

 

 

 

「でもさ、喜んでくれるお客さんたくさんおるやん。ついてきてくれる仲間おるやん。アドバイスくれる農家さん、行政の方、社会人の方おるやん。どんなときでも味方のパートナーおるやん。」

 

「いける、いけるぞ。」

 

「くそったれ、俺。絶対に見返したるぞ」(誰を見返すのか謎です)

 

そう言い聞かせて、朝を迎えます。

そんな繰り返しです。

 

 

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mocchiの価値はどこにあるのか、佐々木純の価値はどこにあるのか、這いずり回って探してます。

まだその輪郭はぼやっとしてます。

 

 

でも、絶対に見つけます。

這いずり回ってでも自分から求めに行かなきゃ、絶対に手にすることができない気がするんです。

 

 

僕がおっさんになって、このブログを読み返したとき、ちょうどそのときにいまの僕と同じくもがいている人がおったらそっと背中を押してあげられるかっこいい起業家になっていられるように。

 

 

 

今日は明るく眠りにつけそうです。

 

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