”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【八百屋の在り方について八百屋歴2年の僕が思うこと】【68話】

こんにちは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

 

色々とあって人生おもろくも、なかなかにハードなんだなと感じる今日この頃。

最近はアマゾンプライムでしんちゃんの映画を流しながら仕事してます。

 

さて、今日は

八百屋さんの在り方、ひいては小売りしている人の在り方について

ふと思ったことを書いておきたいなと思います。

 

”モノ価値”

ではないところで勝負する人は

”モノ価値”

とどう向き合うべきなのか?

にちょっとだけ触れました。

 

 

 

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お野菜販売の合間に

 

毎週月曜日は宅配&御影で露天販売なのですが。

 

お野菜に触れながらふと思ったんです。

 

 

 

”お野菜がすくなる端境期だからこそそこで真価を問われるのが八百屋さんだなぁ” 

 


今、神戸の農家さんはお野菜の変わり目の時期でかなり品目が減る時期に入っています。



もちろん、mocchiでやりとりしている農家さん方も例外ではなく、一時的とはいえ、全くお出しになるお野菜がなくなる方も多くいらっしゃいます。
(その中でも夏に向けて黙々とコトに向き合う農家さんの姿勢が本当に素敵でかっこいいんです)

 


そこで問われること

 

なので、当然売り場に並べられるお野菜の品目数も少なくなります。
スーパーなどに比べるとお野菜の種類も若干少なく、お客様によってはがっかりされることもあるかもしれません。


ですが、このお客様の”がっかり感”はお野菜自体のモノ訴求を店の一番のウリ(=価値)としてる場合に起こりやすくなるのだと思うのです。


お客様がそこにある”お野菜”を一番に期待しているのであれば、
そのお野菜が少なくなる(もしくは無くなる)と満たされる期待が少なくなる、そしてそれはお店に行く動機が減少していく、そんな流れです。



だからこそ、mocchiが改めて体現しなくてはと思ったことは、

 

・お野菜を扱う八百屋さんである以上、”お野菜というモノの価値を最大限高める”ことは前提条件

 

・それ自体が店の唯一で一番の価値であるのではなく

 

・次に出てくるお野菜が楽しみという気持ちにお客様になって頂けるように情報を伝えること

 

・お野菜が無かったとしても”常にそこにある”mocchiだけの価値を尖らせること

 

・それは”農家さんのこと/お野菜の背景を丁寧に伝える”、それを知ることで食卓で今まで気付かなかった美味しいに気付けること

 

 

かなと思ったんですね。



"何を価値と感じてもらってお野菜を買っていただくのか"
常に突き詰めていきたいです。




あ、実はひっそりとなのですが、販売日数と拠点を拡大させて頂きました。
頂いたご縁を大切に、明日は新しい拠点で新しい方々に農家さんのこと、お野菜のこと大切にお届けしたいと思います。


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<新販売拠点>
✏️greenfieldさん前
https://higashinada-journal.com/spot/3317/

<販売時間>
火曜日、12:00~17:00頃

<お野菜たち(一例)>
✔ひろたにさんのイチゴ章姫🍓
✔おおなかさんの玉レタス
✔いながきさんのフルーツトマト
など10数種類