【まいにち15分ブログ 23日目】農業×ITのはやりについて思うこと
こんばんは、じゅんです
今日は昨今の流行について正直にモノ申します
結構どうなんやろとおもうことがあるので。
この仕事をしていると、
農業×○○
の話をよく見聞きします
農業という領域はこれまで掛け算されるものが少なかったが故に
旧態依然としていて、かなり突っ込むところがあります
他の産業領域や、現代の一般企業では当たり前とされていることが
手つかずのままだったり、なあなあであることもあるのでしょう
だからこそ、最近はその”非効率”と思われる部分を
テクノロジーの力を使って最善解にしていこうとする流れが生まれています
目につきやすいんでしょうね、外側からすると。
その流れ自体は、産業を、ひいては自然を豊かにしていく方向性であるなら
全く問題ないと思うのですが、
最近の農業×テクノロジー系のプレスリリースを見て思うことがあります。
”こんな技術があるから~~な問題が解決できそう”系が多くないか?
技術先行で農家さんの現場発信なものってあるのか?
ほんまにその技術あったら農家さんがほしがるのか?
ということです。
その分野の方からすると何言ってんねんと批判が来そうですが、
事実、現場の農家さんと話しててこういう結論になります。
だから正々堂々と言います。
どんなに優れたテクノロジーがあっても、
それが現場の農家さんにとって”使える”ものでなくては全く意味がないですし、
”使いたい!”と思えなくては意味がないと思います。
現場発信でこそ、テクノロジーはそのポテンシャルを最大限発揮すると思うのですが、最近のテクノロジーがどういったプロセスで生まれたものなのかという点において
観察し、使うか使わないのか見極めていく必要があるのではないかと思っている感じです。
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