”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【15分ぶろぐ 52日目】創業から今までのネガティブな話をします

前職のSpeeeを退職したのが、2017年6月末。

 

税務署に行って

個人業主としてお野菜宅配始めますと宣言したのが2017年7月3日。

 

今日で261日が経ちました。

 

好きなことをやっていく20代の方が

40歳になった時に後悔がないんじゃないかなと思い、ノーリスク思考で始めた2017年の7月。

 

貯金は20万円くらいしかなかったです。

(今はもうちょっと少ないくらいです笑)

 

とりあえず簡易的なホームページ作って、

神戸でお世話になった方々に帰ってきた報告をして、協力の依頼をとにかくしてみました。

 

兎にも角にも暑くて、汗かいてた覚えが強いです。

 

お話をしていくと、応援してくださる方々ばかりで

ありがたいことに学びの環境と稼ぐ環境と思いを表現する環境を整えていただきました。

 

 

意気揚々と始めたお野菜宅配。

 

 

でも、壁ばっかりでした。

 

 

お野菜の品質管理ができていなくて、「食べるところがない」と言われました。

 

お野菜の紹介をすると煙たがられ、100人位に伝えたら全無視だったこともありました。

 

一度買っていただいた方の8割は一度きりのご縁になってしまいました。

 

農家さんを表現したいのに伝え方が微妙で、ただお野菜を売っている自分に嫌気がさす日々が続いています。

何のためにやってるねん俺はと。

 

そもそも農家さんと食べ手を繋ぐことのアプローチ間違っているんじゃないかと自己否定から考え始めることもあります。

 

自分が信じていたはずの価値が揺らぐことも多々あります。

 

「全然安くない。期待はずれやな〜」

「勉強が足りないわよ、あんた。調べなさい。」

ぐさっとくることは日常茶飯事です。

 

どつかれたこと、揚げ足を取られたこと、妙な話を持ちかけられたこともあります。

 

お客様が求めていることって何なのか問答して苦しくなることがあります。

 

考えることから逃げようとしてYouTube見て寝落ちすることもありました。

クレヨンしんちゃんドラえもん、乃木坂のレコメンドを見つくしました。

 

結局一人なのかと寂しさとやるせなさと、作りたい環境・絶対に面白くなれたはずの環境を作れなかった自分への不甲斐なさとでめちゃくそに悔しかったこともあります。

 

誰かの迷惑になっていたことに間接的に気付いて悔しくなりました。

 

 

 

それでも、どうあっても。

めちゃくそに悔しくても、自分に不甲斐なくても、腹たっても。

 

人を繋ぐことで、”食べる”の可能性を拡げていきたい。

 

作り手の人柄が、物語が、その人生が、

食べ手の1日をより美味しくする、幸せにする。

 

作り手と食べ手の距離が0に近づくことで

解決することが難しかった、生産現場の課題の解決の糸口が見つかるかもしれない。

問題視されていた、消費現場の問題が明るくなるかもしれない。

 

何がどう変わっていくのかなんてわからないけれど。

 

食には元来、人を繋ぐ強力な力があって。

その力を生産と消費の二つを繋げる力としてフルスロットル活用した先には

見えていない世界が広がっているんじゃないかと思うんです。

 

 

 

その世界を早く実現させたい。

自分たちで表現したい。

そんなエゴな部分が原動力になっている、ぶっちゃけそこが大きいです。

 

 

だから、大きく勝負に出ます、今年。

 

事業インパクト最大化のために、大きく勝負に出ます。

 

リスク最小化のために頭は働かせながらも、戦略性は担保しつつも、

大きく勝負に出ます、6月末。

 

 

まだ見ぬ創業の同志に早く会いたいです。