”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【イベント疲れになってませんかね】【イベント開催疲れになりがちな人向けのあれこれの話】【62話】

 

こんばんは、じゅん(@mocchi農家さんの語り部)です。

 

ここんとこ毎週のようにイベント続きでした。

はい、ブログ書けてませんでした。。。

反省。

 

 

今回は、

”イベント疲れ現象”

について書きたいな〜と。

 

継続性(=日常でよく使われること)

に重きを置く”事業”とは真逆の

 

単発(=非日常感)

 

になりがちなものが”イベント”という出し物・・・。

 

 

PV数や利益額などの数的な分析は前の記事みたいな形で書くことにして

今日はイベント行うときに抜けがちな観点を1つだけ書きたいなって思います。 

 

 

最近のイベントあれこれについて

 

さて、mocchiとしてここ最近でやったのはこんなイベントたちでした。

 

 

〓6/10 お野菜のおいしい食べ方セミナー

<おいしいお野菜って?>

というお題でママさん、お子さん、栄養面に関心がある方向けにお話ししてきました。

www.facebook.com

 

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コンテスト主催の管理栄養士さんたちと!



〓6/17 Jazz食堂

<農家さんの語り部×Jazzの化学反応を見て見たい>

そんな直感に従ってやってみたこの企画。

 

Farmerjazz

 

お野菜の作り手である農家さん
お料理の作り手
音楽の作り手

それぞれの”作り手”さんを伝えていきます、触れていきます。
 
 
手元の参加費は誰を豊かにするのか。

その相手は実は隣にいる人だった。
そんな空間です、Jazz食堂。

 

 

 

このイベントたち、計二日間を通じて全く初めましての50人の方々

僕が大好きな農家さんの人柄やお野菜への工夫、豆知識なんかをお伝えできたのですが・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんだけ労力かけたのに全然うまくいってなくないか?

 

 

来て頂いた方には満面の笑顔で帰ってもらえたんです。

最高の時間を過ごしていただこうとがっつり本気で臨んだんです。

(自分で言うのもアレですが、大目にみてください。。)

 

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でもですね、不完全燃焼感がふつふつと。

何か主催でイベントやったことある人は

 

あ〜、わかるわかる〜。

 

となってくれるんじゃないかなって思います。

 

その不完全燃焼の正体はこれっ!

 

 

全く利益が出ない現象

 

 イベント疲れ現象って?

 

はい、もうど定番ですかね。

 

 

どんなに意義のあることをしていても。

どんなに

「イベントって広報の機会やから先行投資としてやろうや!」

ってなっても。

 

次回以降にさらに投資して、グッとレベルアップしたイベントを継続的にできるほど利益が出なければ、全く意味がありません。

 

なぜなら、人や社会の挙動は一回の働きかけで変わるほど単純なものではないから。

本当に変えたいこと、訴えたいこと、届けたいことがあるなら何回も何回も提案し続けなければいけないから。

 

自己満足イベント

現状維持=死

ですね。

 

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良いものを提供していても、続かなくては意味がない



 

そして、利益が出ない状態でイベントをやっていくとどうなるか・・。

 

前回以上のクオリティのものを提供し続けることが資金的にも体力的にもしんどくなり、疲れてしまい、結局単発のイベントでThe End。

それ以降、

 

イベントってそういうもんでしょ

 

となり、イベントすること自体が億劫になってくる。色々、The End。

 

 

これが”イベント疲れ”とよんでいる現象です。

 

 

 

これになってしまう原因っていくつかあると思うんですが、

僕の体験談として

「あ〜、この観点よく抜けがちだよな」

ってやつがあります。

 

 

それは、

 

 

 

 

 

自分が提供している価値への適正な”値決め”ができておらず(①)、

その値を”自分への人件費”として計上しないままに話を進めてしまう(②)

 

 

 

①値決め下手くそ現象

 

フリーランスでやっている方は必ずといっていいほどぶち当たる壁じゃないかなと思います。この壁。分厚いのう・・。

 

自分がやっていることって、いくらの価値があるんだろう?

っていう質問への答えですよね。

 

「ん〜〜、わからんやん。」

 

正直、僕、こんな感想です。

 

農家さんの語り部として語った言葉、話した物語にどれほどの価値があったのか。

特に無形の価値としての”人の心を動かす”ことにアプローチしているので

特に値決めが難しいんです。。

 

 

なので、僕は今後イベントやるとなった時には、

  • イベントターゲットのペルソナに近い人を見つける
  • その人にイベントのエッセンス版を体験してもらう
  • いくらやったらこのイベント参加するか”迷わず参加”、”参加微妙”、”参加しない”の線引きで金額を聞く

ってことをやろうって思ってます。

 

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準備にはいろんな種類がありますね



 

イベントの準備って当日使う資料作ったり、関係各所と調整したりが多いですが、

意外と行わない&超重要な準備というのが、このイベントどれくらいの価値があるの?を見定める準備なんちゃうかな〜?

 

反省反省。改善改善。。

 

 

②自分の人件費ガン無視問題 

 

①の問題と連鎖的に起こるのですが、イベントの諸経費はめちゃくちゃ計算する割に

  • イベント準備にて行うアクションの工数
  • イベント当日の自分の動く工数

をザル勘定で計算して当日の参加費を決めがちやな〜と。

 

ここがぼやっとしていると、絶対に利益は出ないですよね。そりゃ。

 

僕の場合、意義や大義名分、社会的価値、来てくださる方の効用最大化を優先してしまいがちで、絶対に足元で重要になってくるこのお金という観点が薄くなりがち。

 

イベントの参加費を決定する際には超慎重に、超ロジカルに頭最高に働かせないとあとあと首を締めることになるなと。

自分たちがかける工数を数字に落として、値決めで出て来た数字を掛け合わせて、自分の人件費をあぶり出す、これマストですね。

 

 

 

 

すごく思いが熱くて、哲学もあって、まっすぐな人ほどイベント疲れしちゃうなって思ってます。

なんかすごく悲しいですよね。

せっかくいいもの持っているのに。

 

 

イベント疲れという病気にかかって道半ばで力尽きて倒れないように、

一回一回のイベントから得られる学びを最大化しなくてはと

改めて気が引き締まりました。

 

 

 

 

 

 

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