”たべる”でいきる。

すべてのお野菜を通じて、今よりもほんのちょっとだけ幸せな食を創っていきたい、24歳八百屋の日記です。

【15分ぶろぐ 53日目】僕はこれで生きていますっていうお話

だいぶおひさしぶりになってしまいました。

 

 

前回はぶっちゃけのお話を書いたのですが

 

 

vegejun.hatenablog.com

 

 

力強い言葉をかけてくれる方々ばかりで。。。

 

 

先輩、後輩、同期、お客様、農家さんと。。

本当にたくさんの方々が一つ一つ思いがこもって

体温が感じられる言葉をかけてくださって。

 

 

常日頃、支えてくださっている方々への感謝は行動で示そうと思って生きてましたが、

やっぱり人間、慣れると見えなくなるものなのですね。

 

僕はこんなにも支えてもらって生きているんや。

 

”あの人が幸せになって、笑顔になるためには”

って思って色々やっていたけど、

実は同じくらい僕も笑顔にさせてもらっていたなってじんわり染みました。

 

 

自分を守るもの、前に進ませるものは自分しかいない

 

会社を辞めてから、組織というものから離れてから

こんなことを思っていましたが、

 

「独りよがりやった〜!それって!」

 

と思っております笑

いきっておりましたね笑

お恥ずかしい。。。

 

 

幸せになって欲しいなって思う人から支えてもらっている今日この頃の僕ですが。

 

宅配や露店販売でお客様と接していると

そのことを特に感じるんですよね。

 

f:id:vegejun:20180511230448j:plain

 

宅配を始めた当初からお野菜を買ってくださっているおばあちゃんからは

オススメのパンをいただきました。

 

 

「あんたがそろそろ来るかなと思って、コーヒー沸かしとったわ。」

「これも食べていきなさい。」

 

って、おばあちゃん。

 

僕がどんなスケジュールで動いているか知っていらっしゃるから

昼ごはん食べてないやろうっていっつもご飯を持たせてくれるんです。

 

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今日は、おまんじゅうまでくれて。。。。

おばあちゃん、僕泣きそうです。。。

 

今日は40分くらいリビングで話してたかな〜笑

最近あったあれこれや、若い頃こんなことしておけばよかった等。

この時間がほんまに好きなんよな〜

 

 

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僕の先輩の女性からは

 

「宅配とか露店販売で使えるんちゃうかなと思って!」

「よかったら使ってあげて〜!」

 

ってカバンをいただきました。

 

 

このカバン。

 

野菜が映えるんだよな〜!!

 

嬉しくて、自分用に買ったかまたさんの元気ネギをさして歩いてみました笑

 

このカバン持っての宅配だと、なんか妙に力でます。

 

 

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大阪の主婦の方からは、

手作りの米粉のスコーンをいただいて。。。

 

tore tore という、

農業体験と写真撮影を合わせた僕らのイベントに参加してくださったことがある方なのですが。

 

なんと!

その時に行った、押部谷のやまさきさんのケールを練りこんで作ってくださったんです。。。

 

しかもレシピ付きでくださって、

ほんまに美味しい。。。

しみる、染み渡るぞ。。。。

 

 

上記のお写真以外にも

お菓子いただいたり、農家さんからは新しいお野菜やオススメのお野菜をいただいたり。

 

 

”ものをいただいている”

 

単にそんなことじゃないんです。

 

幸せになって欲しい人たちから、

笑顔になって欲しい人たちから、

直接体温がこもった贈り物をあげて、もらってができる。

 

それが宅配と露店販売の魅力・やりがい。

 

正直ちょっとしか黒字になっていなくても。

ビジネス的に正解の道でなくても。

 

それでもやりたいのは、こんな一瞬が毎回の宅配や露店販売にあるからなんです。

 

 

 

 

改めて、僕頑張ります。

 

【15分ぶろぐ 52日目】創業から今までのネガティブな話をします

前職のSpeeeを退職したのが、2017年6月末。

 

税務署に行って

個人業主としてお野菜宅配始めますと宣言したのが2017年7月3日。

 

今日で261日が経ちました。

 

好きなことをやっていく20代の方が

40歳になった時に後悔がないんじゃないかなと思い、ノーリスク思考で始めた2017年の7月。

 

貯金は20万円くらいしかなかったです。

(今はもうちょっと少ないくらいです笑)

 

とりあえず簡易的なホームページ作って、

神戸でお世話になった方々に帰ってきた報告をして、協力の依頼をとにかくしてみました。

 

兎にも角にも暑くて、汗かいてた覚えが強いです。

 

お話をしていくと、応援してくださる方々ばかりで

ありがたいことに学びの環境と稼ぐ環境と思いを表現する環境を整えていただきました。

 

 

意気揚々と始めたお野菜宅配。

 

 

でも、壁ばっかりでした。

 

 

お野菜の品質管理ができていなくて、「食べるところがない」と言われました。

 

お野菜の紹介をすると煙たがられ、100人位に伝えたら全無視だったこともありました。

 

一度買っていただいた方の8割は一度きりのご縁になってしまいました。

 

農家さんを表現したいのに伝え方が微妙で、ただお野菜を売っている自分に嫌気がさす日々が続いています。

何のためにやってるねん俺はと。

 

そもそも農家さんと食べ手を繋ぐことのアプローチ間違っているんじゃないかと自己否定から考え始めることもあります。

 

自分が信じていたはずの価値が揺らぐことも多々あります。

 

「全然安くない。期待はずれやな〜」

「勉強が足りないわよ、あんた。調べなさい。」

ぐさっとくることは日常茶飯事です。

 

どつかれたこと、揚げ足を取られたこと、妙な話を持ちかけられたこともあります。

 

お客様が求めていることって何なのか問答して苦しくなることがあります。

 

考えることから逃げようとしてYouTube見て寝落ちすることもありました。

クレヨンしんちゃんドラえもん、乃木坂のレコメンドを見つくしました。

 

結局一人なのかと寂しさとやるせなさと、作りたい環境・絶対に面白くなれたはずの環境を作れなかった自分への不甲斐なさとでめちゃくそに悔しかったこともあります。

 

誰かの迷惑になっていたことに間接的に気付いて悔しくなりました。

 

 

 

それでも、どうあっても。

めちゃくそに悔しくても、自分に不甲斐なくても、腹たっても。

 

人を繋ぐことで、”食べる”の可能性を拡げていきたい。

 

作り手の人柄が、物語が、その人生が、

食べ手の1日をより美味しくする、幸せにする。

 

作り手と食べ手の距離が0に近づくことで

解決することが難しかった、生産現場の課題の解決の糸口が見つかるかもしれない。

問題視されていた、消費現場の問題が明るくなるかもしれない。

 

何がどう変わっていくのかなんてわからないけれど。

 

食には元来、人を繋ぐ強力な力があって。

その力を生産と消費の二つを繋げる力としてフルスロットル活用した先には

見えていない世界が広がっているんじゃないかと思うんです。

 

 

 

その世界を早く実現させたい。

自分たちで表現したい。

そんなエゴな部分が原動力になっている、ぶっちゃけそこが大きいです。

 

 

だから、大きく勝負に出ます、今年。

 

事業インパクト最大化のために、大きく勝負に出ます。

 

リスク最小化のために頭は働かせながらも、戦略性は担保しつつも、

大きく勝負に出ます、6月末。

 

 

まだ見ぬ創業の同志に早く会いたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【15分ぶろぐ 51日目】”規格外野菜”を主軸にしたサービスをやらない理由のお話

最近、フードロス、特に規格外野菜に関しての取り組みだったり、ニュースが多いですね

 

僕は”規格外”って言葉が大っ嫌いです笑

 

区別している言葉ではなく、差別している言葉にすら聞こえてくるんですよね。

 

個性あって、ばりうまいし、農家さんの物語がぎゅっと詰まっているお野菜やぞ!

なに勝手にはじいとんじゃって思うからです。

 

すみません、話が脱線しました笑

 

beinspiredglobal.com

 

www.e-aidem.com

 

 

 

「無駄になってしまうものに注目がいく」

 

という点でこのような取り組みが増えていくことはいいことだと思いますし、

新しい消費や流通の形が出てくることで変えられることもあるかと思います。

 

 

 

世間の目を向ける

日々の生活をちょっと違う視点で見てみる

 

 

という点においてとても有意義だと思うのですが、

継続して働きかけることが何よりも問題解決には重要だとも思っています。

 

一回の啓発では

一人の日常生活を変えるまでは至らないですし、

世間を変えるとなると言うまでもない感じです。

 

 

”継続”があって、”発展”、その次に”変化”

その逆は成り立たない、そんなシンプルなことかなと思っています。

 

 

そして、資本主義で回っているこの世界を変えていくとなると

一番効率的な手法がビジネスで表現していくことだと感じています。

 

 

フードロスや規格外野菜をなくすという目的を掲げるにしても

ちゃんとビジネスとして回し、継続的にかつ発展的に人々の生活に働きかけてこそ本当の意味で課題解決になるんだと思います。

 

 

本題ですが、それを実行するためには、

 

”規格外野菜”に焦点を当てたビジネスはうまくいかない

 

と現場経験から思っています。

 

 

正確にいうと、

 

規格外野菜販売を主軸にしたサービスはあまりうまくいかない、

うまくいったとしても軌道に乗るまで時間がかかる

 

と思っています。

 

 

というのも、

 

1:単価の天井が低いところからのスタートでそれ以降も上がりづらい

 

2:収益化させるには規模の経済を働かせる必要があるが、そもそも”規格外”は量が読めない・少ない故に流通の非効率や固定費の圧迫がでかくのしかかる

 

3:拡大させていくほどに”人手”が必要な労働集約型のビジネス形態になりがちで、人件費の圧迫が大きくなる

 

4:農家さんはそこの解決を求めていないケースが多い

 

 

があるな〜と感じているからです。

一個一個簡単に見ていきます。

 

 

 

1:単価の天井が低いところからのスタートでそれ以降も上がりづらい

 ”規格外野菜”として押し出した時に、お客様はどんなイメージを持たれるでしょうか?

 

おそらく

「スーパーで買うよりも安い」

が大半なのではないかなと思います。

 

ある種、これはサービスに寄せられたお客様の”期待値”です。

この期待値を悪い意味で裏切ってしまうと、サービスとしては”死”です。

 

期待値が価格の安さに向いてしまうと、

一旦お客様の数は拡大できるかもしれませんが、それ以降で単価をあげることは相当困難になってきます。

 

お客様からすると、その企業のサービス=お手頃価格 のブランドイメージなので

そもそもその企業に対して持っている予算は少ないです。

無い予算を拡大させることは、こちらのコントロールできる範囲を超えているのでなかなかできることではないですよね。

 

つまり、野菜販売以降の事業展開の幅を自分で狭くしてしまうことになるので

僕はやっていないです。

 

 

 

2:収益化させるには規模の経済を働かせる必要があるが、そもそも”規格外”は量が読めない・少ない故に流通の非効率や固定費の圧迫がでかくのしかかる

じゃあ、コストを減らすのってどうなんやろと思ったんですが、

ここにもまた大きなハードルがあります。

 

コストって何がかかるのかっていうと、

輸送費、人件費、店舗代、野菜品質管理費などが大きくかかってきます。

 

サービスの規模を大きくさせつつもこれらのコストをダウンさせていくとなった時に

輸送費は規模の経済が働きやすく、扱う野菜量を拡大させていくことである程度効率的になっていきます。

 

しかし、ここにまず問題があります。

 

”規格外野菜を狙って作っている農家さんはいない”

”天候不順など不確実性の高い予測不能な事象に収量が極端に左右される”

 

つまり、収量が確保しづらい・読めないといことですね。

 

サービス規模を大きくした時に

それに必要とされるお野菜量を確保しようとすると

輸送ルートが複数に渡ったり、県外にまでいったりすることとなり、

結果輸送費の、利益に対しての圧迫量が大きくなってしまい、あんまり規模の経済のメリットが働かないと思っています。

 

 

3:拡大させていくほどに”人手”が必要な労働集約型のビジネス形態になりがちで、ただでさえ利幅が小さい野菜販売には人件費の圧迫が大きくなる

加えて野菜販売を拡大させていくと

どうしても”人手”が必要になってきます。 

 

品質を見極めることはもちろんですが、

規格外野菜を扱うとなるとその背景や物語が固有の価値なので

そこをわかりやすく伝える主体としても人の存在は無視できません。

 

・野菜を運ぶ

・野菜を詰める

・野菜の管理をする

・店舗を運営する

のあたりの主要業務はどちらかというと肉体労働の色が強く、

蓄積されたナレッジを効かせる幅が小さいです。

 


そもそも利幅の少ないビジネス形態が野菜の小売販売なので

多くの人を雇う、他のIT企業並みに十分な賃金を支払う

ってことはできなくはないですが、

他のサービスよりも圧迫が大きいなと感じています。

 

また、今の時代、人手が欲しい企業はたくさんありますし、

働き方は多様になっていますよね。

 

売り手市場で、かつ働き手はフラ〜っといろんな仕事の選択肢を楽しめるので

雇用する側としては

 

”自分のところで働くということがあなたの人生や生活にどんな意義があるのか”

 

という、働くということの本質により踏み込んで表現し続けなくてはいけないとも感じています。

 

 

4:農家さんはそこの解決を求めていないケースが多い

 これはよく盲点になることで、

僕が規格外野菜を主軸にして扱うことを選択していないのに一番大事にしている理由です。

 

ほんまに農家さんはお野菜の無駄をなくすことを求めているのか?

ということです。

農家さんの共感がなければいくらお客さんがついてもお野菜のやりとりができないので意味がないと思っています。

 

「もちろん解決できた方がいい!」

と農家さんも感じていると思いますが、

現場には解決したい問題がたくさんありすぎるのです。

 

畑の現場を知らない人間はそこの問題を無視する、もしくは知らないので

山積する問題の中から自分勝手な妄想で”重要度”を上げて解決しようと動くのです。

 

農家さん側からすると

全く的外れではないからこそ関わり方が難しくなるのではないかと感じています。

 

これは自戒の念も込めてです。

僕自身もまだまだ畑の現場を知らないです。

もっともっと農家さんの話を聞き、畑に行き、学び続け、農家さんにとって必要な存在になりたいですし、絶対にならなあかんと日々感じています。

 

 

 

 

と。

 

ばーっと書いてきましたが、全てがまだまだ僕の中でも仮説です。

日々のお野菜との関わり、農家さんとの関わり、お客様との関わりの中で

しっかり見つめて、見つめ続けたいと思っています。

 

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❖農家さんと食べ手の距離を0にすることで、明日からの食をちょっと楽しくしようとしています

 

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【15分ぶろぐ 50日目】”非効率だけど、この時間は大事”っていう話

 

 

”非効率だけど、この時間は大事”

 

っていう感覚の時間って

自分はどれだけ持っているのかな?って確認することがよくあります。

 

 

この感覚ってすごく大事だなと思うんです。

 

 

社会人になると、特に固定給がないフリーランスにとっては

<いかに自分の時間を誰かにとって価値あるものに変換してお金を頂くか>

と言うことがリアルに死活問題になって来ます。。。。

 

 

僕も例に漏れず、ヤバめである事は本当です笑

フリーランスになってから余計に

”その時間で価値をどれだけ広く、深くつくれるか”

の癖が強くなって来たなと実感しています。

 

 

だからこそ特になんです。

 

習慣として”時間対創出価値”をついつい見てしまうんですよね。

と同時に非効率であまり意味がなさそうなものは排除していく。

 

 

 

でも、これってすごく勿体無いと言うか、自分で自分の首を締めているというか。

 

 

現時点での

自分の見ている世界、

思考力、

経験値

から見て

あくまで今の自分にとっては持っていてもあまり意味のない時間と判断しているだけで

実はゆくゆくは大きな鍵になったりするからです。

 

 

 

「これは非効率やな〜、でも、うまく理由は説明できないけど、こだわりたい」

 

そのアンテナだけ立てといて、そのアンテナがいざ自分の前に現れた時はとりあえずやってみる。

 

 

そこらへんが大事だと思った1日でした。

 

 

 

【15分ぶろぐ 49日目】フリーランスは何を師とするのかが非常に大事っていうお話

おはようございます

 

今週から少しづつ春の陽気が訪れますと言っていたので少し期待していたのですが。

 

相変わらず空気が冷たい神戸です。

 

 

 

さて、今回はフリーランスとして動いていて

 

「あ〜、これってそう言えばめっちゃ大事だったなあ」

 

と最近感じたことについて書きたいなと思います。

 

 

 

フリーランスは、

 

・ポジションの珍しさ(社会性があると◯)

・能力の高さ

・能力の固有性

・その人の面白み

・これまでの実績

・(上記を裏付けるものとしての)ファンの人の数

 

 

このあたりで仕事が入って来たり、入ってこなかったりするな〜と感じているのですが。

 

この中で”能力の高さ”が個人だけで頑張るには効率が非常に悪いな〜って思うんです。

 

 

何をするにしても、自分の見えている世界が上限になるのがフリーランスの強みであり弱みだなと特に感じていて、

 

その上限を自分で意識して、自分の力で上げていかないと

 

”実はおんなじところを忙しくぐるぐると回っていた”

 

なんてことになりかねないと危機感を感じております。。。。

 

 

なので、自分がなりたい方向性に近く、自分よりも数段上の能力を持っている本や人、情報源をどれだけカードとして持っているかって結構大事かもって思っています。

 

 

最近はVoicyがおすすめです、その流れですと

 

そんなことを思った最近でした。

【15分ぶろぐ 48日目】農家さんの色が一番でるお野菜はこれ!っていう話

結論から書いてしまうと

 

いちご、トマト

 

がそのお野菜です!その次に人参かな〜

(実はいちごは野菜の分類なんです)

 

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多分、いちごやトマトを数種類買って食べ比べするみたいなことは

多くの人はやらないと思います笑

 

何よりいちごを数種類買うだけで数日分の食費になってしまいますし。。。

 

トマトなんかは比較的お買い求めやすいので一度やっていただけたら面白いんですよ、これがまた

 

 

”自分の味覚を意識する”

 

っていう機会ってなかなかないんですが、たま〜にやってみると

「おお!!」

っていう驚きがあったりします

 

 

特にいちご、トマトに関しては

・甘み

・酸味

・香り

の3つをよく感じるのですが、

栽培されていた時の水分量や乾燥の程度、

土の状態(含まれている栄養素の割合やその量)

日照量

なんかによってすごく味が変わってくるんです、トマト・いちご。

 

どちらも栽培するのが難しいお野菜なので

だからこそ農家さんの腕やこだわりが反映されやすいって感じやと思っています。

 

 

ぜひ食べ比べしてみてください!

農家さんを感じておもろいです。

 

 

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【15分ぶろぐ 47日目】八百屋は瞬間の仕事っていう話

 

ブログをかなりサボってしまいました。

 

このままだとブログを書くことを勧めてくれた高知の男に怒られそうなので

またぼちぼちと書いていきます。

 

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「僕しかかけなくてみんなが興味ありそうなことってあるかな〜」

「ネタが尽きちゃうと書いていても面白くなくなるしな〜」

 

と結構深刻に思ってて、筆が進んでいなかったここ数週間でした。。。

 

今日からは、ユニーク(であったら嬉しい)だと思われる、

 

”25歳の視点から見る八百屋”

”地方移住×フリーランス×20代の仕事と生き方”

 

らへんに絞って書いていこうかなと思います。

ブログを通して読んでくれたみなさんとお話しできていったらいいな〜なんて思っています。

 

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 さて、前置きが長くなりました。

 

今日は、

【結局みんなコスパで意思決定してるんちゃうかな〜】

ということについてです。

 

 

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マイブームな言葉は”農家さんの語り部


僕は八百屋をしています。

独立してから約7ヶ月、八百屋をしてみた感想なのですが。

 

八百屋の何がいいかって言うと、

 

ほんの数秒で潜在欲求を顕在化させなくてはいけない、

”瞬間の仕事”が求められる

 

ということがいいなって思っています。

 

 

超有名で上場企業の扱っているお野菜僕が扱っているお野菜

決死の覚悟で同じ土俵に立つとどうなるか。

 

天邪鬼な方が大多数の集団でない限り

僕の扱っている神戸の農家さんのお野菜はなかなか選ばれません。

 

 

なぜなら、そこに信頼がないから。

 

やっぱり食べ物は体を作りますからね。

口に入れるお野菜は特に信頼がないと買っていただけないなと感じています。

 

ぽっと出てきた、しかも”ぶさべじ”っていう初耳の所のお野菜を

いきなり無条件に買おうとする人はほとんどいませんよね。

 

「本当に美味しいのか?」

「たべてがっかりすることにはならないかな?」

 

ちょっと探っちゃうと思います。

 

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イチゴのようなある程度美味しさがイメージできるものでも信頼がないとあまり売れません


そこでお客様は通りすがりの一瞬や

僕から声をかけられる直前ギリギリの時間内に購買の意思決定をされます。

 

これはどうかな?と。

 

 

最初の購買行動においては

 

△信頼できるか → ◯期待できるか

 

という形で指標は少し変わるのですが、僕のお野菜を確認されています。

 

 

その時こそ、みなさん、自分なりの”コスパを考えていらっしゃるような気がしています。

 

 

<コスト>

ー値段

 →他の代替機会(スーパー等)との相対比較と自分の収入との絶対比較があるかな

ー持って帰る時のしんどさ

ー調理の手間

 

<パフォーマンス>

ー美味しいか

 →新鮮さ・栽培方法・産地・重さ・ハリなどここが一番個人で大事にする基準が変わるので見極めがすごく難しいです 

ー日持ちするか否か

ーボリューム

ー珍しさ

 

だいたいみなさんこの辺のコスパの項目を無意識に頭の中において

 

「これくらいだったらコストパフォーマンスいいかも」

 

と期待をかけて買ってくれるかなと感じています。

 

 

 

僕の仕事は、

 

・来ていただいたお客様が気にされているコスパの項目は何で、

・優先度は何が一番高いのか

 

をパッと見極めて、そのお客様が一番美味しく、気持ちよくたべられるお野菜を農家さんの物語含めてお伝えすること。

 

なので今は

過去の傾向から今は、その2秒〜4秒ほどの間で

 

ーお客様の視点のいっている先はどこか

ー注視している時間の長さはどれくらいか

ー来ていただいた時間帯はいつか

ー年齢や他購入されているものから推測される家族の人数は何人ほどか

ー話しかけた方が弾むタイプか全く声をかけない方が判断できるタイプなのか

 

のだいたい5つくらいを感じ取って、最初にかける言葉と言葉をかけるまでの時間を

ちょっとづつ変えています。

 

 

だいぶうまくいきませんが。。。笑

 

”食の時間にぶさべじがいるとなんかいいよね”

っていう信頼を得るために

露店販売では特に

 

人間を科学すること

 

を鍛えさせてもらっているなと感じています。

 

 

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