【15分ぶろぐ 50日目】”非効率だけど、この時間は大事”っていう話
”非効率だけど、この時間は大事”
っていう感覚の時間って
自分はどれだけ持っているのかな?って確認することがよくあります。
この感覚ってすごく大事だなと思うんです。
社会人になると、特に固定給がないフリーランスにとっては
<いかに自分の時間を誰かにとって価値あるものに変換してお金を頂くか>
と言うことがリアルに死活問題になって来ます。。。。
僕も例に漏れず、ヤバめである事は本当です笑
フリーランスになってから余計に
”その時間で価値をどれだけ広く、深くつくれるか”
の癖が強くなって来たなと実感しています。
だからこそ特になんです。
習慣として”時間対創出価値”をついつい見てしまうんですよね。
と同時に非効率であまり意味がなさそうなものは排除していく。
でも、これってすごく勿体無いと言うか、自分で自分の首を締めているというか。
現時点での
自分の見ている世界、
思考力、
経験値
から見て
あくまで今の自分にとっては持っていてもあまり意味のない時間と判断しているだけで
実はゆくゆくは大きな鍵になったりするからです。
「これは非効率やな〜、でも、うまく理由は説明できないけど、こだわりたい」
そのアンテナだけ立てといて、そのアンテナがいざ自分の前に現れた時はとりあえずやってみる。
そこらへんが大事だと思った1日でした。
【15分ぶろぐ 49日目】フリーランスは何を師とするのかが非常に大事っていうお話
おはようございます
今週から少しづつ春の陽気が訪れますと言っていたので少し期待していたのですが。
相変わらず空気が冷たい神戸です。
さて、今回はフリーランスとして動いていて
「あ〜、これってそう言えばめっちゃ大事だったなあ」
と最近感じたことについて書きたいなと思います。
フリーランスは、
・ポジションの珍しさ(社会性があると◯)
・能力の高さ
・能力の固有性
・その人の面白み
・これまでの実績
・(上記を裏付けるものとしての)ファンの人の数
このあたりで仕事が入って来たり、入ってこなかったりするな〜と感じているのですが。
この中で”能力の高さ”が個人だけで頑張るには効率が非常に悪いな〜って思うんです。
何をするにしても、自分の見えている世界が上限になるのがフリーランスの強みであり弱みだなと特に感じていて、
その上限を自分で意識して、自分の力で上げていかないと
”実はおんなじところを忙しくぐるぐると回っていた”
なんてことになりかねないと危機感を感じております。。。。
なので、自分がなりたい方向性に近く、自分よりも数段上の能力を持っている本や人、情報源をどれだけカードとして持っているかって結構大事かもって思っています。
最近はVoicyがおすすめです、その流れですと
そんなことを思った最近でした。
【15分ぶろぐ 48日目】農家さんの色が一番でるお野菜はこれ!っていう話
結論から書いてしまうと
いちご、トマト
がそのお野菜です!その次に人参かな〜
(実はいちごは野菜の分類なんです)
多分、いちごやトマトを数種類買って食べ比べするみたいなことは
多くの人はやらないと思います笑
何よりいちごを数種類買うだけで数日分の食費になってしまいますし。。。
トマトなんかは比較的お買い求めやすいので一度やっていただけたら面白いんですよ、これがまた
”自分の味覚を意識する”
っていう機会ってなかなかないんですが、たま〜にやってみると
「おお!!」
っていう驚きがあったりします
特にいちご、トマトに関しては
・甘み
・酸味
・香り
の3つをよく感じるのですが、
栽培されていた時の水分量や乾燥の程度、
土の状態(含まれている栄養素の割合やその量)
日照量
なんかによってすごく味が変わってくるんです、トマト・いちご。
どちらも栽培するのが難しいお野菜なので
だからこそ農家さんの腕やこだわりが反映されやすいって感じやと思っています。
ぜひ食べ比べしてみてください!
農家さんを感じておもろいです。
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【15分ぶろぐ 47日目】八百屋は瞬間の仕事っていう話
ブログをかなりサボってしまいました。
このままだとブログを書くことを勧めてくれた高知の男に怒られそうなので
またぼちぼちと書いていきます。
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「僕しかかけなくてみんなが興味ありそうなことってあるかな〜」
「ネタが尽きちゃうと書いていても面白くなくなるしな〜」
と結構深刻に思ってて、筆が進んでいなかったここ数週間でした。。。
今日からは、ユニーク(であったら嬉しい)だと思われる、
”25歳の視点から見る八百屋”
と
”地方移住×フリーランス×20代の仕事と生き方”
らへんに絞って書いていこうかなと思います。
ブログを通して読んでくれたみなさんとお話しできていったらいいな〜なんて思っています。
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さて、前置きが長くなりました。
今日は、
【結局みんなコスパで意思決定してるんちゃうかな〜】
ということについてです。
僕は八百屋をしています。
独立してから約7ヶ月、八百屋をしてみた感想なのですが。
八百屋の何がいいかって言うと、
ほんの数秒で潜在欲求を顕在化させなくてはいけない、
”瞬間の仕事”が求められる
ということがいいなって思っています。
超有名で上場企業の扱っているお野菜と僕が扱っているお野菜
決死の覚悟で同じ土俵に立つとどうなるか。
天邪鬼な方が大多数の集団でない限り
僕の扱っている神戸の農家さんのお野菜はなかなか選ばれません。
なぜなら、そこに信頼がないから。
やっぱり食べ物は体を作りますからね。
口に入れるお野菜は特に信頼がないと買っていただけないなと感じています。
ぽっと出てきた、しかも”ぶさべじ”っていう初耳の所のお野菜を
いきなり無条件に買おうとする人はほとんどいませんよね。
「本当に美味しいのか?」
「たべてがっかりすることにはならないかな?」
ちょっと探っちゃうと思います。
そこでお客様は通りすがりの一瞬や
僕から声をかけられる直前ギリギリの時間内に購買の意思決定をされます。
これはどうかな?と。
最初の購買行動においては
△信頼できるか → ◯期待できるか
という形で指標は少し変わるのですが、僕のお野菜を確認されています。
その時こそ、みなさん、自分なりの”コスパ”を考えていらっしゃるような気がしています。
<コスト>
ー値段
→他の代替機会(スーパー等)との相対比較と自分の収入との絶対比較があるかな
ー持って帰る時のしんどさ
ー調理の手間
<パフォーマンス>
ー美味しいか
→新鮮さ・栽培方法・産地・重さ・ハリなどここが一番個人で大事にする基準が変わるので見極めがすごく難しいです
ー日持ちするか否か
ーボリューム
ー珍しさ
だいたいみなさんこの辺のコスパの項目を無意識に頭の中において
「これくらいだったらコストパフォーマンスいいかも」
と期待をかけて買ってくれるかなと感じています。
僕の仕事は、
・来ていただいたお客様が気にされているコスパの項目は何で、
・優先度は何が一番高いのか
をパッと見極めて、そのお客様が一番美味しく、気持ちよくたべられるお野菜を農家さんの物語含めてお伝えすること。
なので今は
過去の傾向から今は、その2秒〜4秒ほどの間で
ーお客様の視点のいっている先はどこか
ー注視している時間の長さはどれくらいか
ー来ていただいた時間帯はいつか
ー年齢や他購入されているものから推測される家族の人数は何人ほどか
ー話しかけた方が弾むタイプか全く声をかけない方が判断できるタイプなのか
のだいたい5つくらいを感じ取って、最初にかける言葉と言葉をかけるまでの時間を
ちょっとづつ変えています。
だいぶうまくいきませんが。。。笑
”食の時間にぶさべじがいるとなんかいいよね”
っていう信頼を得るために
露店販売では特に
人間を科学すること
を鍛えさせてもらっているなと感じています。
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【15分ぶろぐ 46日目】極寒の中の野菜売り・・。その中で見えたことって?っていうお話
こんばんは、じゅんです
本当に寒いです
僕は毎週金曜日お野菜の露店販売をしているんですけれども
本当に寒いです
この前の金曜日は
多分、気温一度とか二度とかそれぐらいの寒さだったと思うんですけど、
いつもお野菜を買いに来てくれる常連の奥さんとか
お子さんを連れたお母さん方が来てくださり、
そこで会話が生まれたりすると寒さも忘れちゃうくらいすごくあったかい空間になるんですよね
ふと
(あれ、寒くないな)
て思った時が結構僕にとってはやりがいだったりしますね笑
とまあ何を言いたいかというと、
すごい寒い中でのお野菜の販売なんですけど、
だからこそ余計に人のあったかさをすごい感じるなっていう話です
さてさて
そんなお客さんとのやり取りの中でですね、
実は最近すごく多くいただく声があるんですね
それは
「この人参、スーパーで売ってるのと全然違う」
「ぶさべじさんところの白菜は本当に日持ちが良くて甘くて色も濃いですよね」
もう、なんて嬉しい言葉なんでしょ
僕はもうこの言葉を聞くだけでも心が満たされるような感じ
同時にやっぱり思ったことは、
僕が美味しいなって思った農家さん達のお野菜は
いろんなバックグラウンドがある人が食べても美味しいって感じるほど
本当に美味しいお野菜やったなーっていうことですね
「は!!ありがとうございます!実はですね、この人参。タネの段階から普通の人参とちょっと違うんですよ」
「この前台風あったじゃないですか〜・・。あの時の豪雨や天候不順に負けずに、たくましく育ったのがこの白菜なんですよね」
「このさつまいもを育てる農家さん、すっごく研究熱心で、もうねその博学ぶりに驚かされるぐらい!でもすごく人当たりが良くて話しやすい!笑顔がね、柔らかいんですよ」
ついつい嬉しくなってこんな話をお客さんにするんですけど
その時のお客さんの顔がやっぱり忘れられないんですよね
すごく興味を持って楽しそうに話を聞いてくれるんです
お野菜おいしい
っていうシンプルな感想の後に
そのお野菜の背景であるとか、農家さんの話をする事っていうのがすごく響きやすいんだなってことが分かってきました
お野菜を買う前から、農家さんを知る前から
お野菜の物語であったり、農家さんのことだったり、
僕らが伝えたいことを伝えようとしても
お客さんにとっては知らない知識なので
「ふ〜ん」
となるんですけどやっぱりどこか引っかからない。
響かない。
美味しい
ていう感情が
”農家さんと食べ手の距離を縮めていく”
本質的な鍵になってくるのかなと最近思っています
美味しい と なんか楽しい
にとことんフォーカスを当てた
”農作業手伝い&カメラ”のtore tore(とれとれ)
でもこの本質を見誤らず、
”農家さんと食べ手の距離を縮めていく”
を実現します
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tore tore ~採れ・撮れ~
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カメラが誘う
まだ見た事のない農業の世界で
ぼくはまた1日を過ごす
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*農作業をしながら、思い思いに写真を撮る*
*農家さんと、みんなとごはんを囲む*
そんなシンプルで、あったかくて、楽しい1日を。
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【15分ぶろぐ 45日目】”ローカル×コミュニティ”作りのプロとして思うこと、「軽くて、深い」が大事とというお話
かっこ良すぎます
”料理開拓人”
堀田さんが仕掛ける、EATBEAT
野菜を切る音、煮る音、炙る音。
五感を刺激する楽しい空間を創ることで
食と楽しく向き合う時間を紡ぐことを目的にしている、EATBEAT
もう、今年一で共感しましたね (新年始まってすぐですが)
↑↑↑ 一昨日、昨日と映像制作の監督さん、フォトグラファーの方と
計8時間に及ぶ打ち合わせをしておりました
これがどんな形になるのかは、まだ内緒で。
その途中で、
「絶対にぶさべじさんと合うって予感がしたからきてもらった」
ということで、お会いさせていただいたのが、堀田さんでした
会わせたい人を連れてきていただけるなんて。。。。
ほんまにご縁に感謝です。
堀田さんのことは存じ上げなかったのですが、
お互いの目指していることや行なっていること、その背景にある想いをぶつけ合うと、
その場の温度が2,3度上がった感じがするほど熱い話し合いの場になりました
その中で見えてきたこと。
<”軽くて、深い”>を溶け込ませることが
コミュニティ作りの核
僕らの手が離れても
進むべきだと思う方向性に、自律して前進していける人々の繋がりを
僕はコミュニティと呼んでいます
だからこそ、その繋がりにはみんなが目指したいと思う理想の着地点がはっきりしてなくてはなりません
でも。
でも。
コミュニティを創る段階にあって、
着地点を明確にすることを目的にしてしまってはいけないと感じてます
というのも、至るべき着地点を明確にしてコミュニティを創ろうとすると
十中八九で、外から見ると堅苦しくて、なんかとっつきにくい印象のあるコミュニティになりがちだからです
なぜなら、そこに参加する自分が
「あ〜、これっていいよな〜」
って意味づけする余地・空白が存在しないから。
すでにゴリゴリと価値を決めきられてしまっているから。
そんなところに人は集まろうとは思いませんね。
だからこそ、”コミュニティ”を創ることにおいては
入り口として、ポップで、意味づけの空白が大きくあるコンテンツを用意した方が長い目で見たときにより多くの人たちを巻き込むことができるのだと思っています。
そして、そのポップで楽しい空気感に触れるたびに、何か気づく。
「あ〜、生産者の方のこと知って食べるってこんなに美味しいんだ」
「物語って調味料になるんだ」
なんども、楽しさに触れることで自分なりに大事だと思う価値を見つけていく
それが、コミュニティ作成側と近いものになっていく。
これが、コミュニティづくりの本筋かなと堀田さんとお話をしていて見えてきました。
まとめると。
「軽くて、深い」
う〜ん、わかりづらい文章だったかな。。
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【15分ぶろぐ 44日目】僕が八百屋として大事にしていることは”市場の値段を無視すること”、白菜1玉700円くらいなのに150円で売る理由というお話
こんばんは、じゅんです。
最近のお野菜たちは高いですね〜。。。
特にこの寒い時期に食べたくなる”鍋”で使う、
白菜
大根
ほうれん草
ねぎ
あたりの値段が例年の約2倍ほどなので、より顕著に感じますよね
もちろん、僕が住む、ここ神戸でも野菜高騰の波は確実に来ています
どこのスーパーも軒並み高価格でお野菜を出している中で、
ぶさべじ宅配・露店で販売するお野菜たちは価格を通常価格で扱っています
例えば、
白菜1玉 税込150円(某スーパー価格:税抜き764円)
大根1本 税込160円(某スーパー価格:税抜き257円)
青ネギ 税込150円(某スーパー価格:税抜き177円)
もちろん、農家さんを安く買い叩いているわけではありません。
むしろ、農家さんの言い値で仕入れています
この安さの秘密には
神戸の農業の特徴が関わっているのですが、その値段の原理は一旦置いておいて。
【なぜ、市場の値段を参考にしてもっと高い値段をつけないのか】
よくここを聞かれるので、ここについて僕の考えを残しておきたいと思います。
今のような、市場の値段が安い状態の時、
値段を平均価格より少し安いくらいまでに上げれば、確かに利益は増え、
ビジネスとしては良く回しているように”見えます”。
でも、これって超短期的に見れば”良い手”のように見えますが、
中長期で見れば決して”良い手”でもなんでもありません。
「なぜ、わざわざ他との区別がつきにくくするのか。」
まずこう疑問を持ちます。
野菜というものは、そこらへん探せばたくさん売ってあり、
また、他の野菜との差別化なんて食べてみるまでわかりません。
しかも、本当の美味しさを舌が知っていないと、美味しさですら区別できません。
つまり、野菜という性質を考えるなら、
この小売をする前提として
”いかに差別化を計り、自分たちにしか提供できない価値を提供するのか”
が驚くほどに重要なのです。
その意味で、わざわざ”値段”というわかりやすい性格を
他と似せていく意味がわからないんです。
僕の場合は、値段をあげなくても利益は確保できるのであげる必要性が全くないんです。
他にも、戦略的背景として
◇広報的戦略
”本来値段をあげて増えるはずの利益分を、”広告費”と捉えて、この機会にぶさべじのお野菜やそれを取り巻く農家さん、僕らの温かみという価値を感じてもらうきっかけにする”といった狙い
◇ブランド的戦略
値段が安いことをフックにして、その背景を知りたくなったお客様との会話時間を確保して、お客様との関係を深くしていくといった狙い
あとは、オフレコの戦略的意思決定もあり、
トータルで見て、ここで値段を上げない方が結果的に良いと判断を下しています。
ここまで書いていいのかとなるんですが、
書いて残したくなったので、まあいいかなと思っています
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